コジ・ファン・トゥッテ AT 新国立劇場

コジ・ファン・トゥッテ AT 新国立劇場
公式サイトはここ
http://www.atre.jp/13cosi/
前回、楽しませていただいた記憶があります。
こんなに早く再演されるとは。なにか
この演出を償却したいのか?とか勘繰ってしまいます。
そんなことはないと思いますが、、、、、そんなこと言ったら「ナブッコ」もす
ぐに再演されるでしょう。
結論的に
この演目は、当たりの演目だと思った、というのが素直な感想です。
面白いし、
キャストもビジュアル的に揃っているし、
オーケストラも、地味なんですけど良いですよね。
さらには
舞台セットも
なんとなくワクワクとするものです。
ですから
意外と頻繁に公演してほしいと思います。
演出もこなれてきた感があり
動きにぎこちなさも少なかったです。
一番良かったのは
イヴ・アベルの指揮。
感情移入型の指揮です。
あとは
ミア・パーション
、ジェニファー・ホロウェイと歌唱と美貌とスタイルが揃っていたので
舞台に華が出てきました。
男性陣もパオロ・ファナーレの声が若干弱い気はしましたが、声自体は良かった
から何もなし。
ドミニク・ケーニンガーも声と存在感は揃っていた。
というように
今回はキャストのイメージありきで
キャスティングしたかのようにきれいに演出にはまっていたのが特徴です。
オペラでこんなにきれいにはまるのは珍しいと思います。
だから観ても良い舞台だと思いますよ。
ドン・アルフォンソもとても良かったし、
天羽さん、すごくチャーミングでした。
本当に、書いていたらきりがないくらいに「かわいい」舞台です。
私のお気に入りの一つですのでね。