芝居 「アカシアの雨が降る時」 AT 新国立劇場小ホール

芝居 「アカシアの雨が降る時」 
公式サイトはここ
https://www.thirdstage.com/acacia/

最後のカーテンコールは涙で見ることができないくらいでした。
そして
今回の芝居の内容における家族の「絆」に向けてへの変化は、私は、鴻上さんと同世代を生きているなあとヤケに納得をしてしまいました。
はい、つまるところ、現状私も同じ問題を抱えております。
だからすごく私への応援歌に感じられたし、もう一歩進んで言うと、そんな中でも、
まだまだ続けたい、頑張っていよう、という意味合いでの応援歌にも感じられました。
今回は
ラストはあらかじめわかっていたけど(というよりも、HP見てストーリーを追うとラストはおのずとわかる)涙は止まることはなかった。
そのくらい、「二十歳の原点」、は強い文章だと思う。
そのラストを被せて来るのは、確信犯で違反だと思う。それで、ラストまとまらないわけないでしょう!
しかし、今回の芝居は、そのラストまでの過程までも安保の学生運動ではなく、いわゆる出がらしの時代を持ってきたという点はすごくうまかった。
だからこんな名作になったと思う。
それが、この芝居のタイトルとなったわけですしね。

本当に冒頭にも書いているけど、
他の観客も同じように感じたと今でも私は信じています。

ただ一つ付け加えなければいけないことは、私は、「朝日のような夕日をつれて」、と
今(本公演)と、第三舞台、ないしは、オフィスザサ−ドステ−ジと同世代であり、おなじ時代を過ごしたということでしょうか?
とにかく、今回のこの芝居はどんどん世間に受け入れられていくと思います。
必見ですよ。