ベートーベン第2、第8、第9 AT サントリーホール、みなとみらいホール

ベートーベン第2、第8、第9 AT サントリーホール、みなとみらいホール
公式サイトはここ
http://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=19&lang=1
8番、とてもリズムが良く、心地よい音楽でした。
そして9番
あんなにも深く、ゆっくりとしたテンポで
美しい(RCOをよくビロードのような弦、と言いますが、まさにそのような音で
した)弦、木管金管の予定調和的音で奏でられて
各楽章を彩られると
聞いているこちらは圧迫死させられるかと思いました・
特に第3楽章は
もう見事に音の融合をされると
何も言えません。そのあとの4楽章が際立つ。
もう言葉要らない。聞いてみなければわからないと思います。
まさに人類の名曲「第九交響曲」を
名演で、まさにドイツの魂はこの曲だと言わんばかりの演奏でした。
合唱を含めてすべてにバランスが良いし
ソリストの声の合わせ方と言ったら
半端ではなく美しかった。
その場に神の声が聞こえた気がしました。
本当に至高の瞬間です。
これが本当に良いのがわかっておりましたから
次の日、みなとみらいホールで
どこがどうなるか、わかった上で堪能しました。
出来は実は、みなとみらいホールの方が上でしょう。しかし
私が予習したせいかもしれません。
第2については
第2楽章、オケが歌っておりました。
今回はそうの程度で十分、
この第九の演奏も
ドイツの魂
ベートーベンの神の声の翻訳を
体すべてで受け止めさせていただきました。
至高の時間、このことを言うのだと思います。
なんて美しい時間なんだろうか?涙が止まりませんでした。
文句なく今年のベストアクトNO.1