サザンオールスターズ AT 茅ヶ崎公園野球場

サザンオールスターズ AT 茅ヶ崎公園野球場
公式サイトはここ
http://special.sas-fan.net/special/sas35th/live/
まずはここはどこの席でも近いし、
浜風が心地よかったので、最低気温27度くらいにしては
過ごしやすかったです。
途中雨雲が接近してきたときは
雨、覚悟しましたけど無事に終わりました。
全国的に見て昨日雨の降らなかった地域は珍しかったみたいで
今年のツアーは
サザン、運を持っているなあ、と実感した次第です。なんと言っても
日産が絶対に忘れることのできない
東京では初めてと思う、最低気温30度を下回らない40数時間の囲まれていて
今回の茅ヶ崎は雨が避けてくれたという、なにか良い運のスパイラルを感じます。
それで
席はアリーナのかなり前。日産とまったく見える風景が違いました。
たぶん、一番後ろでも
日産で言うところのアリーナの枠を出ない感じがします。日産のアリーナの後ろ
が見にくい分、スタンドは傾斜がついていて見やすかったと思います。
そんな、アットホームな客席とステージの距離で
客席に声をかけたりして
なにか最近にない、ゆっくりした、しかし、ホームに帰ってきたときのリラック
ス感があったと思う。これはかなりいい意味で作用して
段取りとか忘れたとかよりも、心が解放されたかな、という感じでとらえました
が本人はどうなんでしょう?かねえ?笑い
セットリストは
他の会場と全く同じというのは意外な感じがしましたが
逆に言うと
茅ヶ崎の有志たちが
日産レベルで行うライブを
地元でも行ってくれという熱意を持って交渉して、「茅ヶ崎名誉市民」というグッ
ドなタイミングでそれが実現したという感じで考えれば
茅ヶ崎は、今回のツアーのオプションだったんでしょう。なんというか授与式と
いうタイミングがあったから
やろう、いや、名誉市民に推薦しよう、というところから茅ヶ崎の有志たちは始
まったのではないでしょうか?それが今回の茅ヶ崎のライブに結実したというこ
とで考えれば
セットリストも当然も事。
他では大がかりなライブをこじんまりした球場に持ってきて再現したということ
で十分に価値があったと思います。
実際に2万数千人と言われていると思いますが(正規の観客)それもアリーナに
すごく詰めてその数を実現しているということで、実際は普通に椅子とか置いた
ら一万人くらいの会場です。
だから本当に距離が近かったし、茅ヶ崎の有志の人たちの気持ちがこもったライ
ブでした。桑田さんをはじめ、メンバーもそれに応えていて、気持ちが入ってい
たなあ。というのがまず出てきた感想です。
あと意外と前で聞いていると
バンドのメンバーの楽器の音の解像度が高く、わかりやすかった。
そうなると、リズムとまわりのファンの振付とか手拍子が一致していないのがす
ごく気になりましたが、、、、汗。
とにかく、球場外の人を含めて(PVは5000人ですし)数万人のライブは終了しま
した。
私は今回はファンの行儀とかの嫌な部分はあまり見なかったのですが、(茅ヶ崎
にぎりぎりに入ったので)、ちょっと色々とトラブルやごみの問題はあったよう
な感じです。なんというか、球場の外で聞いている人の顔やオーラでそんなこと
感じました。
あれは規制しないと、地域に迷惑がかかるなあ、というのもすごく感じました。
帰りの混み具合と言い、地元の人間で興味がなかったら
良い迷惑だというのは傍で見ていても感じたので
今回はタイミングとして「名誉市民授与式」がありましたので、行えましたが
今後はなさそうな予感はします。
茅ヶ崎有志の方の努力を感じるとともに
茅ヶ崎の地元の方の、興味のない方の「いらいら」感も若干は感じました。
そんな会場の立地なので
もうできないかもしれない、それが今回の最大のプレミアムでしょうか。
今回のツアー、ライヴDVDにするならば、「茅ヶ崎」が一番だと思いました。
しかし、水はかかっては来なかったのですが、火の暑さは地面を這ってくるんで
すねえ。そんなリアルな体感的席でしたので、そう感じただけかもしれません。
風船は後ろに飛んで行くからキャッチできなかった。それは席が良かったからと
割り切りましょうか。