「悪魔のKISS」久しぶりに観ました

悪魔のKISS」久しぶりに観ました
今期の春ドラマがつまらないので昔のストックを見ていた一環でしたが
なんというかはまりました。
まず、サザンオールスターズの「エロティカセブン」がすごく良い。
改めてアレンジを聞いてみていたんですが
1993年当時は80年代のサザンと音楽の作りが既に違っておりました。
これは驚いた。
あとは
連絡手段としての固定電話。これが妙に良かった。
つながらないときも
相手のことを疑ってみたり、信用してみたりで
いろいろと考えるんですよね。そこがすごく良かった。
さらに犯罪のシーンでも
いまと違って
当時は公衆電話に行かなければ
110番もできなかった。当然動画のUPなんて世界ではない。
いまではSNSで即拡散されるようなことでも
現場にいたかどうかが見たかどうかの違いになるんです。
まあ物語とは別に
この辺をやけに感心して興味本位で観ておりました。
例えば、今なら、ここではどういう行動に出て
友人はどのような反応になるのかなど
比較としてはすごくおもしろかった。
たかだか1993年ですよ。確かに数えてみれば
24年くらい前ですけどね。
物語は作りは、うまいと思う。
田舎というか、焼津が田舎だとは思わないけど、
東京に出てくるということは
ある程度、いろいろな価値観が変わるということで
その中で
試行錯誤しながらも
実は友情を忘れない3人の物語で
ハッピーエンドです。こんなにさわやかかな?と思い出を否定したほどでした。
思い出では犯罪、新興宗教、エロなんかが怒涛の如く流れているという印象でしたけど。
実はそんなことはなかった。
ただ
犯罪に関しては
まずは貸金法ができたこと
脱法ドラッグなど形は変わっているけど今も問題だということ。
さらに
新興宗教に至っては
渋谷という街は
新興宗教の街頭演説や勧誘ですごく盛んだった時代があったということなどを思い出しました。

しかし今回の最大の印象は挿入歌を含めて
音楽の良さでしたね。あと妙に感心したのは
1990年代ってもうかなり昔なんだということ。平成なんですけどね。
これだけはため息が出た。