アイーダ AT新国立劇場

アイーダ AT新国立劇場
公演情報はここ
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000616_opera.html
はい、ずばり
初日が「有料ゲネプロ」と言われている意味がすごくわかりました。
いままでも初日に出かけて
他の日も観ていたことは何回もあったのですが
ここまで完成度が高まるのも珍しいのではないでしょうか?
いや、もともと公演数の多い舞台で
日本滞在日数もそれなりに長くなるので
慣れてきたのか、かなりいい雰囲気が
舞台に漂っておりました。
各ソリストも盛り上げようと、または観客の熱狂に応えようと
頑張っている様子が手に取るように分かりました。
妻屋さんの出来、かなりいいですね。あんなの観たことがないと思ったし
それほど悪いソリストもいないです。
アイーダは、好みでしょう。あの声の持って方が好きな人はそれでいいと思いま
す。
特にアメリカでは受けがよさそうな雰囲気がします。
私は昨年の日中合同製作の演奏会形式の「アイーダ」の方がアイーダ役に関して
は良いと思いますが。
しかし
十分満足できる舞台に仕上がっていたのには
本当に驚きました。
観客も、掛け値なし一杯でしたし。。。。
初日が50として
昨日は95くらいまで上がっておりました。
演奏も一段と熱を帯びていて
毎日完売の客席の雰囲気を察ししたかのようでした。
まあ、客席があれだけ埋まっていると
頑張れと無言の圧力がかかるのでしょうけどね。
楽しめました。
ちゃんと最後の休憩が5分短くなっていて
私としたら
電車の乗り継ぎが余裕あり、すごく楽でした。
前回の初日では
ホームを走りまくりましたから。。。。
それも遠い昔
東横線のホームも今では地下に。。。。。遠い目。
そのくらい、昔の印象のある、初日の舞台でした。
しかしこの出来の違いは
本当は良くないと思いますけどねえ。
改めて15周年おめでとうございます。
そんな言葉が出る公演でした。