私の最後のジョルジュ・ドン

私の最後のジョルジュ・ドン
NBSのサイトで「世界バレエフェス」のカーテンコール集を
流しており、思わず懐かしくて
自分が最後にドンを見たのはいつか
パンフレットをたどっておりました。
最後は「5回世界バレエフェス」の年
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/movie/wbf5.html
1988年でした。
翌年バリシニコフ率いるABTが来日しているのになぜゆえにバレエフェスには出なかったのか?不思議です。

その時のBBLの公演は(すでに20世紀バレエ団から名前が変わっておりました)
「マルロー、あるいは神々の変貌」です。
メンバー打ち込もうと思ったら
すごく整理されたサイトが。
http://ballet.tosei-showa-music.ac.jp/home/event_detail/3298
この日ですね。
うん。
なんとわかりやすいサイトなのか、と感動。
当時はカントールの劇団なんかも来日していて
すごく刺激的な舞台が多かった印象があります。
(「くたばれ!芸術家」です。ポスターがかっこよかった)

置いておいて
パンフレットを久しぶりに眺めると
舞台写真はかっこよい。
日本人で三原さんがいるのも懐かしいですね。
アンドレ・マルローか、
ベジャール自体がかなりフランス哲学者が登場しますからね。
マラルメとか懐かしい。これも舞台になっていますよね。ベジャールは別格だな、と思わせてくれた公演でした。

それをまたみようと思わせてくれたNBSのバレエフェスのカーテンコール集も懐かしいです。
フォンテーンとヌレエフなんて見たときこの二人何歳だったか?と思います。ヌレエフ最後
50歳に近かったと思います。リフトがきつそうでねえ。

ドンもこの時たぶんエイズだとわかっていたのではないでしょうか?
上記の昭和音大のサイトを見るにつけ「バレエ・フォー・ライフ」におけるフレディ・マーキュリーを思い出しても
またみたいという舞台多いですよ。BBLの舞台はそういう意味で芝居的にその場しかない、その時を共有するという
すごく見ておかなければならないものだったと思います。
まあ、思い出です。尻切れトンボですみません。