モードの変化:欧州の緯度との違い

モードの変化:欧州の緯度との違い
先ほども書きましたが
アジア、日本は欧州の文化を取り入れる過程で
モードも取り入れてきました。
しかしすでに、カジュアルの定義も異なってきている。
まともなオペラハウスに行くと
日本のオペラの、バレエの会場のファッションがいかに緩いか
わかると思います。
いや、それなりの服装を持っていかないと
現地で行けない、あるいは帰ってくる、という事態かもしれない。

しかし日本は暑い。ここ数年暑い。
欧州の真似のファッションは無理だ。

いま日本では
ファッションは
服装をたくさん持っていることではない。
冬って重ね着でおしゃれできるから、アイテムたくさん持っていると
使いたくなる。そのほうがきれいに見える。
ある程度、それも重要です。
そして大使館などのパーティに行くならその国に敬意を表して
それなりの恰好をすればよいと思います。
ただ、往復、車付き、お酒の関係なら、ハイヤーを予約する、
もしくはタクシーを予約して移動しないと、「暑い」。


一番のファッションはボディラインです。
いろいろな大学に観に行けばわかると思いますが
若い子はアイテムが少ないし、機動的、活動的なので
体のラインが見える恰好をしている。

ですから今、IN,でもOKなんですよ。
パンツとベルトとアウターがすんなり直線で表されるならば
それが「美」です。
ベルトのところに肉が乗るから、食べてベルトがきつくなるから
「OUT」ファッション。
一番のファッションは筋肉と体のラインの美しさ。肌のきめ細かさ。

それで行きましょうよ。
そしてそれを演出するのは
街を歩く時の姿勢の良さと、速さ。「さっさ」と歩く姿ほど美しいものはない。
それも姿勢よく。

これがトレンドです。あとは色合いです。それが本当に美しいと思う