唐十郎の横浜国大のゼミの学生の品格のなさ

唐十郎の横浜国大のゼミの学生の品格のなさ
 先日もお客様と話していたんですが
唐十郎さんが横浜国大でゼミを担当していた時期があるんですが
その際、発表会みたいな形で
横浜の大通り公演というところで
テントで芝居上演を行っていたのです。
どんなものか出かけたんですが(と言っても近いんですが)
その時の横浜国大の生徒たちの態度が悪かった。
いまだに、その時の対応をお客様と
語りあっているくらいです。
その時は、本人たちには面と向かってあまり言いませんでしたが
なんというか、レジェンドの芝居を直属に学んだ俺たちが見せてやっているんだ、
というオーラ全開でしたね。

私は、状況劇場のスタッフ、役者たちの態度を昔に戻って見せてあげたかった。
それは、なんというか
真剣に、そして、お客様と一緒に作るという感じの雰囲気が
すごく芝居の雰囲気を作っておりました。

その芝居は
「四季奈津子」という映画でも
少し出てきたような記憶があります。(映画の名前が違うかもしれません)
その時、主人公の女の子が芝居を観ていたがそれが状況劇場だったと記憶しております。
その時の会場の様子を見れば言っている内容が少しはわかると思います。
この映画は観客の質も変わったということを感じさせてくれると思う。

本当に隣の人と膝をくっつけるくらいの中、座布団の上に座っていても
お尻が痛くはならない、そんな熱気があったんですね。

まあ懐かしい目。
そして最近、というか件の横浜国大の人たちも10年くらい前なんですけどね。
もうその時にすでに
川原乞食の発想はなかった。見せてやるの気持ちでいい芝居なんて生まれないですよ。