都響 フルシャ AT サントリーホール

都響 フルシャ AT サントリーホール
公式サイトはここ
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=213
前半の
バルトークのピアノコンチェルト2番
ずいぶん、音を繊細に出しておりました。
私は久しぶりの都響でしたのでちょっと驚いたのですが
後半はいつもの都響の音になっておりました。
バルトークのピアノコンチェルトは1番だとばかり思っていたのですが
演奏が始まってから2番だと、自分の勘違いに気がつき
聞いておりました。
はっきり難しい曲ですね。これは難しい、
聞いている方もまわりで眠りについている人が多数おりました。
もともと短い曲なので
寝ることはないだろうに、と思っておりましたが。。。。
後半の
2曲は素晴らしい。
コダーイの舞曲の混ざった「ガランタ舞曲」最高ですね。
オーケストラを聴く醍醐味ってここにあり、みたいな興奮を感じました。
コダーイって無伴奏の曲を作った人の印象があるんですが
別の一面をみた思いです。
そして、今年のテーマの「中国の不思議な役人
先日、芝居では「上海異人娼館」を観たのですが
まさにその内容です。
ですから、私は入りやすかった。
芝居での舞台風景と
バルトークの音楽を楽しむという両面で
ぐいぐいと体に音を浴びると言う感じでしたから
とても良い経験させてもらいました。
この後半の2曲を終わった時の
興奮をいかにして伝えたらよいのかわからない。現場にいなければ
これは無理でしょう。
しかし、昨日書いたように新国立バレエ団も良くなっているし
オケでは都響にこんな演奏されたら
もう来日する本家と比較できる土壌は整いました。
逆に、オール日本という選択肢さえあるのかと思います。
昨日のチケット代とバイエルンのチケット代で都響4回バイエルン1回という計
算です。
どちらを選ぶか微妙になります。はい。
素晴らしい、フルシャ&都響
コンサートマスター矢部氏。文化会館は四方さんらしい。