音楽劇「お嬢さんお手上げだ・明治編」AT さくらホール(渋谷)

音楽劇「お嬢さんお手上げだ・明治編」AT さくらホール(渋谷)
沢田研二さんの公式サイトはここ
http://www.co-colo.com/butai/2015/ojousan01.html
この一連の公演の追加公演です。一番下ですね。
紀伊国屋ホールは迷っていかなかったんです。
しかし、今回行ってよかったです。
話の流れは少しべたですが、みんな役者やのう、と思わあせてくれましたし、
歌もよかった。
生バンド?は構成はバンドネオン、チェロ、ドラムスのみ。メロディーはバンドネオン担当ですね。
しかし十分でした。バンドの位置も舞台の高い方にセットされているので
このホールの高い天井に音を響かせるのにはちょうどよい位置でした。
話の内容は、どうでもいいですよね。
来ている客層には、胸キュンとするような内容です。
やばいことに私も、いろいろと昔の恋愛を思い出してしまいました。
役者も、歌って踊れて演技もできる人を集めておりますね。
ですから、少し音楽寄りのシーンも多数ありました。
そうかと思えば、ドリフターズばり(いや、クレイジーキャッツか)のコント。役者に仲本工事
に似ている人もいるくらいのこだわりとみました。
この辺の笑わせ方もうまかった。
とにかく、行って楽しい気分にさせられたので、成功の舞台なんでしょう。
さらには
カーテンコールのジュリーは今にも「勝手にしやがれ」を歌いそうな衣装だったのは
ファンの心理くすぐりますねえ。この辺から「アンコール」とファンの人たちが立って
会場一体感がありました。
それに応えて、カーテンコール2度目。
それにしても何十年もファン一筋の人たちは気合が入っている、と思いました。
この会場の一体感は楽しかったなあ。
今度はライブに行きたいですね。
そういえば
今回の音楽劇、
少し前(といっても20年くらい前)のグローブ座でやった「ニーノロータと「道」のジュリエット」への
オマージュ的ライブコンサートの雰囲気に似ておりましたね。

閑話休題

バレエの公演で最近とみに思う
終わりにかけての盛り上がりのなさ、会場の一体感のなさは
この世代が行かなくなったからか、と
やけに納得しました。
日本公演の
昔の終わったときのカーテンコールの時の拍手
経験している人ならばわかります。