さまよえるオランダ人 AT 新国立劇場

さまよえるオランダ人 AT 新国立劇場
公式サイトはここ
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/150118_003714.html
この演出で何回見たことでしょうかねえ。
今回は指揮(芸術監督)と歌手に期待しておりました。
歌手はどう見ても揃ってますよね。
それで感想。

とにかく素晴らしかった。
こんなに感動して初台を出たのは「ローエングリン」以来でしょうか。
また東京交響楽団で感動したのは「影のない女」以来でしょうか。
指揮者とオーケストラが乗っていて、歌手も指揮者に引っ張られると
すごい舞台になるんだ。
これが実感できました。
絶対にお勧めの舞台です。
なにか、新国立劇場が新しい芸術監督になったという実感がすごく湧いてきまし
た。
そのくらい目からうろこの舞台でした。
音を外す金管とか無視してもよいくらいの演奏。ノリノリの弦楽、
指揮者のアクション、「いやーーー、世界に見せてあげたいよ」と思いましたも
ん。
歌手もかなり予想通りの出来で
本当に世界に誇れる舞台になったと感じました。
これからは飯守さんの指揮のときに
歌手が喜ぶのではないでしょうかね?そこまで言う、???と思うでしょう?
観てのお楽しみです。
すごかった


なんというか、「のだめカンタービレ」の世界。本気だしたら
うまいンです、私たち。東京交響楽団
新国立劇場合唱団。
そんな言葉も合いそうなくらいです。
特に合唱団、女性は見栄えもよくなってきましたね。

とにかくも
演出の問題を超えて、音楽をまともにならすと
ワーグナーはこうなるという解説を間接的にしてくれた感じがします。
本当に愛の場面、音楽研ぎ澄まされてました。
以上
感想にならなかったですけど、
見てみなければわかりません。生の舞台ってそんなものです。
たぶん私は
もう一回は行けない。残念。
とにもかくにも
飯守新芸術監督頑張ってください。歌手たち、ちゃんと飯守監督を見ておりました。
ゲストの歌手たちに、芸術監督が目を光らせているということは最高なことです。