伝説のラーメン屋

伝説のラーメン屋
どの町でも
こういう話はあると思いますが
横浜にもあります。
個人的にですが
そこの味噌ラーメンと、餃子は絶品でした。
今は当然
経営していないのですが
たぶん、多くの人は知っていると思います。
場所は伊勢佐木町の裏。
刑事マイクハマーではなく「私立探偵 濱マイク」の舞台の近くです。
昔はこのあたり(いまではジャック&ベティーのみですが)
名画座の塊の町でして
ジャック&ベティーのビルの前は
ちゃんとした、映画館で、
「私立探偵 濱マイク」の舞台のところも映画館でした。
どちらも洋画が中心でしたが
その近くに
大勝館という(字はあっていると思う)映画館(邦画系の名画座
とその前に千代田館という日活系の名画座がありました。
いわゆる
関内、伊勢佐木町の方の映画すべてが
月遅れくらいで回ってきていたのです。
その大勝館の前の角にその中華料理屋はあったのです。
そこの餃子は
天下一品。ラー油も自家製。
何とも言えない、豪華な味でした。たかが餃子なんですが
その楽しみと言ったらもう何とも表現しようがありませんでした。
しかし一品料理なので
値段が張る。
餃子ライスでもいいんですが
(たしかにあまりに餃子を食べたくて、餃子2人前とライスというときもありましたが)
味噌ラーメンもうまかった。
味噌ラーメンは確かにそのあともおいしいものは食べました。
しかし餃子はあれ以来食べたことがないのです。
当時は
別にチャーハンのおいしい店もあったんですね。「太田のラーメン」という店ですかね、たしか。
ほかもタンメン、
サンマーメンとか食べたいものによって店を変えておりました。

ヒント:今でも残っている肉屋が対抗したのかどうかわかりませんが
近くに中華料理屋を開いて、肉いっぱいの餃子を作っていましたっけ。
聞いてみるとわかるかもしれません。

ただ、映画館もどんどんなくなり、人が集まらなくなって
その店もなくなったんですねえ。
石川町、麦田近辺の中華料理屋みたいに
だんだん味が変わり、人が減り、閉店というのではなく
ある時きっぱりと閉まったんですね。たぶん、思い当たる原因はわかるんですが
それはここでは書けない。