ビントレー版「シルヴィア」 AT 新国立劇場

ビントレー版「シルヴィア」 AT 新国立劇場
特設サイトはここ
http://nnttballet.info/2012sylvia/
オリジナルキャスト2回目です。
小野さんが、オーラがなくて驚いたのですが、
佐久間さんもオーラがない。どうしたのだろうか?
しかし、出来はこの公演最高でした。
またバーミンガムのメンバーも前回よりも気合が入っておりましたね。
すべてのメンバー、かなり良かったので刺激されたのでしょうか?
また、客席がこの公演で一番、大人の割合が多く、通常の公演の趣があり
すごく居心地が良かったです。
昨日本当に思うことは
公演の良しあしは、お客も一体で作り上げることなんだなあ、ということでした。
休憩時間のホワイエも雰囲気が良かったです。
内容に関しては
ビントレーの振り付けとドリーブの音楽を楽しむと割り切った時点で
すごく心地の良いものになりました。
本当に、原作や、他の振付のことを考えると、あーーでもない、こーでもないと
考えて
頭でっかちになっている自分に気が付き
2度目のバーミンガムのメンバーですし
楽しもうと鼻から決めてかかったら、最高の空間でした。
東京フィル、14管の大編成で、かなり良い音出しておりました。私はこの音楽ゆ
えに複数回購入したのですが
結果、良かったと言えるものになりました。
振り付けの問題で本当に紆余曲折したのですが
楽しめればよい、という結論です。
そう、小学生のバレエ教室のお子様たちの反応に一番近いものです。
そういえば今回、会場の客層が
小学生が多い日、女子高生が多い日、
ちょっと通常の新国立劇場の客層の昨日と色々な年齢の客層、また、バレエファ
ンから
初心者までいろいろな人の反応を目の当たりにして、なんというか
小学生、高校生の反応が素直でかわいくて、本当なんだなあ、と思いました。
私もやっと4回目にして小学生と同じ次元まで至ることができました。
そんなバレエ公演でした。
シルヴィアは音楽が名曲だと思いますので
バレエ付きで、あれだけいい音はなかなか聞けないと思いますので
ぜひ千秋楽、出かけてみてください。バレエの公演は他にもありますが
オケなし、ないしはもう少し格下のオケ、ないしは、もう少し手を抜いた公演が
多いですよ。
たとえば、ロイヤルバレエがオケなしで来日したとして、
東京フィルをつけるか?ないしはこのレベルのメンバーを東京フィルが出すかど
うか?ということです。個人的には今年の新国立劇場のバレエの目玉が終わって
しまった感じです。
自分が思うに
裸眼で観て容姿と名前が一致するのは
川村さん、本島さん、厚木さん、湯川さん
厚地さん、山本さん、福岡さん、菅野さんくらいなんだと今回実感しました。
小野さん、米沢さんはまだ自信がない。確かに名前がわかる人って個性がありま
すよね。はい。失礼かもしれませんが踊りだけではわからない。
なんで日本人なのに日本人を見極められないのか不思議で仕方ないのですが、わ
かろうとしないのでしょうかねえ?ボリショイなんかメンバーぽんぽん言えるけ
どねえ。