歌縁 at 新宿文化センター

歌縁 at 新宿文化センター
公式サイトはここ
http://utaenishi.com/

中島みゆきさんへのリスペクトライブと銘打っております。このコンサート。
組み合わせ次第という感がなきにしもあらず、という感じもする。

ただ、中島みゆきさんは性格は多分優しいまじめな方なんでしょうが(これはわかりますよね)
コンサートの選曲がひねくれている。
だから
このコンサートが成り立ってしまう。
今の時代、大御所たちは王道ライブをやっているのです。
しかし、中島みゆきさんは夜会「リトル・トーキョー」をやってしまう。
こんな彼女だから、代表曲を聞いては観たくはなります。

中村中さんは昼間マチネで
池袋、青蛾館に出た後の移動でしょう。
これ
http://seigakan.com/kegawa2019/
この劇団何年観に行っていないかな?懐かしいです。今回も行きたかったんですが
池袋はねえ、なかなか行かないのでねえ。冗談、日程が合わなかっただけです。

実際に中が出てきてからすごく舞台がまとまった。
その前に由紀さんが「糸」で雰囲気をすごく作っていたんです。
というよりも
はじめの二人の時は
本人たちの歌よりも
中島みゆきがライブでどううたったか?という映像ばかり思い出して
頭で浮かべておりました。
しかし、それらのすべてを
もう歌うことはないんだよなあ、と思うと、ふと涙がこぼれてきた。

曲が多いので、四季に合わせて4シーズンコンサートをやらないものだろうか?などと
この気持ちをどうにか解決できる方法がないかなどと考えていたものでした。

その気持ちをふと舞台に引き戻してくれたのが
由紀さおりさんであり、中村中さんでした。
「恨みます」すさまじかったです。
そしてお辞儀の仕方も、曲が終わって(3曲目の「ファイト」)舞台から降りる姿まで
中島みゆきの真似で
ツボを得ていた。

個人的には
あとは

研ナオコさんの最後の歌「かもめはかもめ」で
飛び上がってしまうくらいにうれしかった。

研ナオコさんは「この曲は名曲だと思うんですよねえ、、、うんぬん」と長々と話してくれた。

そういえば、由紀さおりさんも、渡辺真知子さんがらみで「リトル・トーキョー」観に来ていたという話
興味ありました。

そうだ「かもめはかもめ」に戻すと
この曲は「リトル・トーキョー」の感想で書いたと思うけど、
すぐに浮かんだ曲なんですよねえ。

それで
中島みゆきの歌を聞き返して
たちどまった曲が「恨みます」。

そう、「リトル・トーキョー」以降の私の中での
流れそのものでした。

まあ世間もほぼこの流れでシンクロしているんでしょうが、
来てよかった、と思う反面
次のコンサートの時に
一曲ずつ終わるたびに
この次は夜会なのかなあ、とか再演なのかなあ、とかと思うことがある反面
次なかったらさみしいよなあ、とか
いろいろな思いが沸き上がるよなあ、と思いました。

そうそう、中村中さんの「ファイト」も異常に良かった。
付け加えておきます。

最後のみんなの一言も意外と間延びした割に良かったです。

電車の中なのでこのくらいまで。