パンの比較:カイザーとフランソワ

パンの比較:カイザーとフランソワ
私はパンをそんなに食べないのですが
作ることもできます。
そんな私の比較です。
昨日帰りに
JEAN FRANCOISのパンを買って帰りました。
言わずと知れた
飼い犬のジャン君の名前です。
美味しいと評判だったので買ってみた。

食べた結論からはよくありがちなリーンなパンでした。
なかにイチジクとか入れるのが流行っているのかというくらいに
いまおしゃれ系のパン屋では
多いです。
あとは粉にこだわりとか。

私の経験からは確かに味の違いは判る。
作ったころからするとその違いにお客様はお金を払わない、ということでした。
今なら払ってくれるのかもしれません。
個人的には
メゾンカイザーの方が好きですねえ。
ただ、今ではどこにでもあるので
ありがたみがないのかもしれない。


でも食べて思ったのは
日本人は味覚がしっかりしているということ。
この二つ、十分私でさえ
比較できましたから。


そして結論からは
天然酵母を自家生産しているところの
リーンで粉にこだわっている個人店の方がおいしいということ。

自分で作っていた時、
これはブログ以前だったかもしれないが
日記を書いておりました。

育てた、酵母に名前を「レ二ちゃん」(レニングラード攻防(酵母)戦から、阿部ちゃん(阿部公房:阿部酵母となる
は先に知り合いに使われていた)と名付けて
作っていたものです。酵母って育てているとかわいい。
発酵の香りも
何から育てたかによって変わるんです。
さらに粉もこだわり、小麦粉もこだわって
かなりリーンな、重いパンでした。
近くのフレンチレストランのシェフにお墨付きをもらったのを覚えております。
その経験からは
買うパンは、どれも一定ラインで止まっている。
どこがおいしいとか言ってグルメ気取りではなく、
一から作ってみると自分のパンが出来上がると思います。
発酵させて、たねをとって置けて、かつ
洗い物をすると排水溝が異常に
繁殖するというのを経験しても問題なければ(プロは排水溝に、
そうならないように薬剤を入れるらしい:酵母関係のものは洗っても
生きているので排水溝で繁殖します)
経験することをお勧めします。
何事もトライアンドエラーです。
どんなものから
天然酵母を作るかから設定するのですよ?
なんとかこうぼ、を買ってくるのではないですよ


面白い経験ができると思う。

何か質問があれば受け付けますよ。

私はすべての経験者ですから。出来上がっておいしかったけど
一切れ450円以下では売りたくはなかった。
そのくらい手間暇かかります。