映画「カケラ」

映画「カケラ」
WIKIはここ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

公式サイトがない。
安藤桃子の初の作品みたいです。
たぶん、紅白で安藤サクラを意識して
「0.5mm」を、キープしていて観ていない私とすると
はじめに観ておきたかったんだと思います。
昨日、たまたま何か観るかと探してみつけた作品です。

内容は、どうのこうのというよりも
満島ひかりが、すごくかわいいです。あれってピークだろ、と思う。
女性ってピークってあると思うんですよ。
その相手役の
中村映里子もかわいかった。この二人はもっと見たかった、という印象。

ただ、率直な感想はそれ以上でもそれ以下でもないというもの。
中村映里子満島ひかりに対する気持ちは
同性に対する気持ちなんでしょう。それに対する
満島ひかりの回答は、どうなんでしょうか?ラストシーンのあの顔ですかね。
一緒になっていない点で受け入れてはいない、と思うんですけど、
どうなんでしょうか?

ただ、二人のキスシーンは「うっ」と来た。
でも一緒にいたい、つながりたい、というのは恋愛感情で一番素直なものですからねえ。
それをやはり拒否したんでしょうかね。
この辺の描写は切ないんですよ。
ピークに居酒屋での喧嘩があるんですが、
あの喧嘩の現場を見たら、どんな気持ちになるかな?と想像しました。
二人とも当時きれいだったから、ガン見するだろうな、と思う。

ってきれいだ、しか書いていないんですが
実にきれいですよ。ただ女性監督は女優に容赦ない。アップもドアップで
それに耐えられるので、それもすごい。

あと、体の一部を作る工房が出てくるんですが
そこでのかたせ梨乃も別の意味で女っぽくてすごく切ない。すごく
女の気持ちが出ていた。
ですから、
異性としての「女」を覗き見るには
興味本位で観ることができる。ただ当事者の気持ちは、観ている自分は興味本位で
理解していないな、と言うのに気が付く。
しかし、それでも映画に映し出される女優がきれいなので、見入ってしまう。
ストーリー的には大したことないのかもしれない。
でもそう捨てられない、何かを感じてしまう。
それは、ひとめぼれをするからでしょうね。観た瞬間に恋に落ちるという話は
すごく好きです。
その感情は出てくる。
あとはどうとらえるか?
カケラは染色体のYがかけた、女性の中で
恋愛に対する気持ちが「欠けた」二人の話という感じでしょうか。
満島ひかりは、典型的に恋愛下手で、確実に相手がいない。
中村映里子は異性に対する気持ちがかけている。欠けたもの同士で
一つにはならなかった。これがリアルなんでしょう。
私はもったいない気持ちしかないですけど。それが普通の感情の持ち主ということか?
うん、この映画がきれいという私が普通なのか?とかいろいろと考えてしまった。

個人的にだめだしするならば
重要なところで「ピアノ」が和音で弾かれるんですがあれが違うと思った。
これは常に感じたことで、それに絡まるギターもギリOKかな、と思う。
あれはピアノではなく、チェロですよ。自分でも意味が分からないが、ピアノがかぶるシーンを観ていて
常に、ここはチェロだろ?と思った次第です。

そんな感じで、「下町ロケット」のあとはこの映画でした。