プロースト交響楽団  AT みなとみらいホール

プロースト交響楽団  AT みなとみらいホール
公式サイトはここ
http://orchestra.musicinfo.co.jp/~webprost/
感想はと言うと
「微妙」という感じです。
前半だけ聞いて
後半はホワイエでおしゃべりをしておりました。
展覧会の絵」は演奏に左右されるし
前半の演奏で力で持っていくのわかっていましたから
無駄に体力を使うのをやめたという程度です。
変な意味ではありません。
(十分に変な意味か?汗)
そういえばホワイエでおしゃべりをしていた時、ホール内の音が大きくなったのを聞いて
誰のなんの絵を観ていたんでしょうかねえ?と話したのを思い出した。
実際、あそこまで大音量を出す展覧会というものがあるんでしょうかね?
内なる宇宙ですか。
それなら前半のアンコールの無伴奏の方が安定感がある。

前半:
フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル前奏曲

弦は良い、それはオケなんだから当たり前。


ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26

このコメントは難しいのですが、楽章間を開けてしまったので
第3楽章の開放感がなかった。なんだろう、
簡単なことなんですが、ロマンティクではなく
こむずかしくしてしまった感がある。
指揮のミスなんですが
コンチェルト、ソリストと指揮者どちらが主導権あったんでしょうか?という
感じもした。
バイオリンもっとリラックスできたのに、と思ったものでした。
アンコールはイザイの無伴奏の一部、
いまバッハの無伴奏弾きにくいですからね。
明日からヒラリーハーンの無伴奏ですから。

結局、無難にまとめるとつまらない曲になるのですが
そうなってしまった、と言うだけ。

でも
オケの感想は、アマチュアのオケということですが
一応、有志の集まりなんでしょう。
それで何を目指すのか?が明確にならないと
目に輝きが出てこない、と思いました。
下手じゃない。
むしろうまい方です。
だから、どう?と言われても
答えられないものがある。

ただ、チケットが安いので、
あまりコンサートに足を運ばない人には練習にはよいと思います。

またあれで感動しているならば、この程度のコンサートに行き続ければ
もとは十分に取れると思います。
その意味では入り口なのかもしれない。その役割を担うには
メンバーの負担が大きい感じがする。
なにせ、映画一本より安いのですから。

もっとなじんだ曲にすると
会の趣旨が変わるんでしょうね。
負担のない程度で
今回みたいに、ソリストを呼んで、自分たちも高めていくということは続けてほしい。
何かが見えてくると思う。
人生かもしれないし
愛かもしれない、
音楽かもしれない。

そんな感想でした。