スターウォーズ AT 東京フォーラム

スターウォーズ AT 東京フォーラム
公式サイトはここ
https://starwars.disney.co.jp/concert.html

このシリーズで一番思い出深い作品です。そして、このプロジェクト(「スターウォーズ」)は
70年代、上映の数年前から、映画雑誌などに連載されて映画の
時代が変わるとさえ言われておりました。この辺のことは当時、映画雑誌を
購読していたものならばはっきりとわかるはず。
なんて言ったって数年前からですよ。
時代がわかるように例を挙げると、この作品の数年前なんて言ったら
それこそ、「スティング」「ガルシアの首」や「ゴットファーザーpart2」などがリアルに
映画館にかかっていた時です。そんなときに、真逆のこの映画の情報が小出しされていたんです。
 このコンサートの感想は、 まあ音楽を聴きながら、映画の日
こんな楽しみ方をできるなんて、まあ恵まれているなあ、というもの。

この作品から3作が私の中での「スターウォーズ」です。
そして、公開時に見ているだけにいろいろなことを考えてしまった。
たとえば
今からみると古いけど40年前。公開当時に当時から
40年前の映画というと1978年だから1938年。ずばり「風と共に去りぬ」くらいにさかのぼる。
そのくらいクラシックになっているのか?
いや、今でもスターウォーズのシリーズは続いている。
さらにこのように
プレミアムな楽しみ方も提示してきた。
会場でも「スタンプ」でさえ、この後は日本では二度と押せないかもしれない、ということを言われた。
まあ出かけたから楽しめる一つの楽しみですね。
あとは、写真を撮るコーナーもあり楽しかったです。

 あと、今振り返ると
この映画に違うものを見出してしまいました。
それは、西部劇のテイスト。古き時代の映画へのオマージュさえ感じてしまうのだ。
さらに、作りが、さすがに前時代的なものは否めない。でもそこに愛着がわくのです。
CGではないよね、一生懸命に「らしさ」出しているんだよね、と。
閑話休題

そしてオケが生演奏というのも
オペラからオペレッタ、ミュージカルに広がっていった芸術の大衆化、そして映画、テレビへの流れにおいて
芸術性が取れて、娯楽化していくことに対して、もう一度、きちんと舞台を整えようよという今までの流れの逆を
あえてトライして安易な映画やテレビの製作に逆行する動きを象徴している気もする。

最後に、ハリソンフォード。アメリカングラフィティの敵役で注目を浴び、この作品では
準主役。そして大スターへ。
この人の作品も思い出して
アメグラからスタートして、スターウォーズに行きつく流れはすごく懐かしかった。
すべての作品が私の宝物です。しかし、映画史的には何かそれまでの伝統を徹底的に壊した流れのような気もする
2つの作品ですけどね。

そして、これらの作品の上に、今の映画がある。
ほかにも、細かいことに気が付くにつれ、
「このようにいろいろと考えてしまうということも私が年を取った」と感じたのです。

公開当時は
レイア姫はどちらを選ぶだろう、とか素直に考えてましたから。
そんな自分をも思い出し、一緒に行った相手が今どうしているか?なんて考えてしまった。
懐メロみたいなもの。しかし、興行としてはそれを狙っているのかもしれない。
だって楽しかったから。
以上