マンションは危ないかな、特にタワーマンション

マンションは危ないかな、特にタワーマンション
まずは地震リスク。
大きな地震はいまだ、東日本大震災の時しか経験がない。
もっと震源が近いとどうなるのか?
特に湾岸地域、ゼロメートル地点、河川の近くは要注意です。
しかしなぜかそのような地域にタワーマンションが多い。
なぜならば、工場があった場所だからです。
このような地域は長い間
人が住まない、人に見はなされた地域なので
地盤や、防災は弱い。
もともと人間は安全な場所を無意識的に好みます。
貝塚なんて高台が多いですからねえ。
地震の際、エレベーターが長い間止まる程度ならまだラッキー。
亀裂が生じて建て替えとなると目も当てられない。
地震のことはみんな肌で感じているので、この程度に。
マンションで一番危ないのは
大規模修繕です。
この予算を確保しているかどうか?それがマンションの価値を分けます。

タワーマンションはこの大規模修繕の経験値が少ない。
さらに
普通に考えるとわかりますが
既存の大規模修繕工事はできない。
せいぜいできて30階建て未満でしょう。ではどうするのか?
予算上は集金できていると仮定しても
実は外壁などはできないのです。ということは雨風にさらされたまま。

タワーマンションは新築入居の10年をめどに移り住むことをお勧めします。
長く住むものではない。またわかっている人はすでに行動しているので
どんどん住んでいる人種が悪くなっていきます。
もうすでに希望価格で売れなくなる時代はすぐそこに来ておりますけどね。
特に
名前でだまされた、実は駅から歩いて部屋のドアまで10数分かかる立地のマンションは値崩れが激しい。

これだけならまだよいのです。
実は大規模修繕積立金が不足している場合が多い。これはもう、先がない。

まあ戸建てでも同じようなことは言えます。

今は不動産は売りです。買いではありません。
一度大きな地震が来て
それから10年経ったくらいから買い始めたらいかがでしょう?
借りている場合は
東日本大震災の時もただ契約が終わるだけでしたよ。
逆に大家はいろいろと立て直しを検討しなければ
問題が生じておりました。

この地震時代、借りることをお勧めします。いつでも逃げられる。
不動産の担保価値なんて地震の前に一掃されます。