映画「ゴッホ 最後の手紙」 お勧めです 

映画「ゴッホ 最後の手紙」 お勧めです 
公式サイトはここ
http://www.gogh-movie.jp/

私は、最高度に勧めます。しかし
賛否両論であることは間違いない。
少なくても一緒に観に行く人が
ゴッホの作品を知らないならば避けるべきです。
さらにゴッホの作品を10作品くらいしか知らないのであるならば
あまり楽しめないかもしれない。
もっと言うと
印象派の歴史を知らないならば、途中出てくる人物もあまり
わからないかもしれない。
そのうえで
アルル、パリでのゴッホを知っていなければならない。

本当のことを言うとこれだけでもこの作品を見るのには十分ではなくて
ゴッホの手紙」を読んだことある人なら
少しは興味があるかもしれない、ということまで付け加えておきます。

ここまで言うと映画を観るのにずいぶんと高飛車ではないかと
言われるかもしれない。
しかしそのくらいしないと、わからないと思います。
最低限、ゴッホの作品を数点知らないと
本当に途中で飽きると思う。

また何点も知っていても
ゴッホの作品が好きではないという人は
この映像に酔う。きっとそう思う。
そのくらいに
ツボに、彼の作品の構図そのままが出てきて
色合いも最高に彼の世界の中に連れて行ってくれます。
ゴッホを描いた作品はいくつかあるが
みんなちょつと違うと思っていたので
スルーしていたが、内容を聞いて観に行って正解でした。
初めに100人の画家が参加したという趣旨の文章が出てきたが
彼の作風をまねできる
画家が集まったのでしょう。また真似をするだけではなく
その世界にはいりこまさせてくれた。
さらには彼の視点で、彼の世界を見せてくれたと思う。
このことについてこの映画に感謝をしたい。

帰り道、「ゴッホの手紙」を貸してくれと言われたので
帰って久しぶりに手にしました。
ヤスパースの「ストリンドベルグとファン・ゴッホ」という本とともに。
そういえばその昔
ロンドンでヤスパースについてイスラエル人と議論したことを思い出しました。
意味深でしょう?笑い
ヤスパースハンナ・アーレントイスラエルって何なんでしょうねえ?

この映画に感謝。(昔の思い出を)