サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ「白鳥の湖」AT  オーチャード

サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ「白鳥の湖」AT  オーチャード

公式サイト
https://www.impres-tokyo.com/event/%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e5%9b%bd%e7%ab%8b%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%9a%e3%83%86%e3%83%ab%e3%83%96%e3%83%ab%e3%82%b0%e3%83%bb%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%83%87%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%bb/
ここがわかりやすい
https://news.goo.ne.jp/article/spice/entertainment/spice-156537.html

アンドリアン・ファジェーエフは今ここにいるんですね。
ちょうど10年くらい前までマリインスキーでバリバリの現役でしたから
芸術監督というのは意外なイメージしかない。

まあ、無難な「白鳥」でした。オケのテンポを
遅くして踊りに合わせたりしていたので
テープの公演は
合わないだろうな、とか思ったりもしました。
オケ付きなの東京公演だけなんですよね。
あと、収穫は
オデット・オディールのエレーナ・チェルノワ
。最後のレヴェランスを観ていると
きちんとした先生に学んでいたんだろうな。と思わせてくれました。
彼女は手が「白鳥」の主役には若干短い。
それだけで、ほかの演目も将来的に観てみたいと
思わせてくれました。このオデットが一番の収穫です。
目の保養になりましたから。年末の最後のバレエとしては
個人的には合格です。
キエフなどもマトヴィエンコの奥さんではなく若い子を使うとよいのに、と
思いますね。
他にも
大きな白鳥の中にも主張のある踊りの子もいて
コールドも一番前は、おっと思わせてくれるダンサーでした。
その分楽しかった。

そうそう。終わりは二人でロットバルトを退治して幸せになるパターンです。
やはり私はこのパターンが一番好きですね。
それも中央で二人できれいにリフトが入って終わる、見せ場となります。
この辺から、カーテンコールにかけて
レヴェランスの良さとあいまり、最後までよい舞台でした。
ステファン・デョーミンのジークフリートは褒めたい。そんな立ち姿の良さはあるんですが
ちょっと踊りはまだまだ。でも
見栄えはするダンサーでした。

まあ、すべて込みで
満足はする内容でしたし、そんなにチケット代も高くはないんので
帰途、幸せな気持ちになりました。