東京茂山狂言会 at 国立能楽堂

東京茂山狂言会  at 国立能楽堂
公式サイトはここ
http://kyotokyogen.com/schedule/20171012tokyoshigekyo/
いやいや久しぶりです。2000年前後の天空狂言以来でしょうか。
茂山家一門の皆様は昔の名前で憶えております。先代の千作師がいたころですから。
演目は
八幡前」 :まあ楽しかった。
ここの家は、かなり面白く作るので
「茂さん」なんて言葉も飛び交いました

「蟹山伏」 :昔の若手ですが
今は中堅でいい感じで成長しておりました。
「朝ドラ」に出ていた人ばかりでしたね。

「縄綯」:まあ、まだだなあというのが実感


今回の演目についての感想はこんなもので。
ところで本日すべてにおいて感じたのは
天空狂言での爆発的な迫力を持った楽しい空間はなかったということです。
まあ千作師
千五郎師、さらにはみんな若手ばかりの楽しい空間でしたからね。
仕方ない。
逆に言うと
襲名した人がまだまだという感じは否めない。
千作師などは
七五三の時、
京都観世会の初謡の舞台を思い出しながら観ておりました。
というよりも
天空狂言なんてやっていた時代は
最近の狂言の中でも
一番華やかだった時だったかな、と思った次第です。
いつでも
どんな分野でも旬という時期はあるんです。
これから
また、あの時代を超える狂言を作ってほしいなあ、と思った次第です。

単にノスタルジーかもしれませんが
文楽もそうでしょう?
誰とは言いませんが
あの人たちがいた時代よ、アゲイン、と思うこと多いでしょう???

ということで感想にします