藤原歌劇団:デヴィーア 「ノルマ」 AT 日生劇場

藤原歌劇団:デヴィーア 「ノルマ」 AT 日生劇場
公式サイトはここ
https://www.jof.or.jp/performance/1707_norma/
なんというか、先生というか
知る人ぞ知る最高のソプラノの
国内最後の全幕公演ということです。
同じプロダクションで秋に川崎でもあるのですが
オケが違うので
チケットは取っていません。
そのため私の彼女を観る最後の公演かもしれません。

感想はというと
あれだけ新国立劇場で評価が高まった
東京フィル、あんなものなのか?とがっかりしました。
オケは悪すぎる。
ただし合唱は良い。すなわち
声、で公演を盛り上げた藤原歌劇団
看板通り、歌劇、歌、の集団でした。
個別には
デヴィーア、初めはどうしたのかなあ、と思ってみていたのですが
(それでも、最後だなあ、という感慨はあった)
最後には神々しいまでになっており、
やはり役者が違うなあ、と思っておりました。
他の人の感想も参考にするとよいと思います。出だしは
あの感じで押さえていたんでしょうか?
声もいま一つ定まらず、

彼女の最後の公演というプレミアで観ていたのですが
2幕目からはかなり良かった。声が安定していたんです。
そういえばオケもそのあたりからは安定していたかもしれない。
初めに変な感じ、変な音を聞いたので初めの印象になっているのかもしれない。

極め付きと思われるのは
『清らかな女神』~『ああ、あの愛がもどれば』

ここでやっとベルカントの本領発揮という感じに入りました。
さらに
本日秀逸だったのは
『不実な人よ』
この3重唱、これは良かった。本当に良かった。これは
忘れられないな。
本日のいい思い出です。

さらに
私が神々しいといった
『お願い、子ども達を連れて行って』~『そう、残る命を』
このときに
ベルカントオペラを堪能しました。
ありがとう
藤原歌劇団

最後に
なんというかこの後
コンサートのチケットを買っていないので
しばらくオペラの公演に行くのをやめようと思いました。
その意味では最後に本日の公演を聞けたことは感謝感激です。
バレエの公演も
前回のボリショイバレエの公演が
私個人的にはすごく楽しい公演でしたので
少し離れてみようと思いました。
別に意味があることではなく
本日出かけて
会場について、
「ノルマ」が終わった時
ふと、私の脳裏に
もう、いいんではないか?コンサートは、そんな言葉がよぎったのです。
しばらくは
日本のアーティストの
コンサートにシフトしようと思います。
今年はできれば
中島みゆきに行きたいですし、
桑田さんから来年のサザンオールスターズ
小田和正
井上陽水
その他もろもろ、今のうちに聞いておきたい人たちに
お金をシフトしようと思う。
本当に他意はないんだが、いろいろと感じることがあり
余ったお金は
「焼肉」とか「お寿司」などに使おうと思った。
コンサートのチケット高すぎるというのも一因です。
そして満足度が
今回は良かったが、
そこそこ、というコンサートには無理して出かけたくはないと思う
、ここでは言わない、嫌なことをいろいろと体験したわけです。
ただ若い人は
どんどんオペラやバレエ公演に出かけてほしい。
どんどん観客が減っている。
これからは本当に行きたいと思うものだけに行くことにした。
そこそこ行っておきたい、押さえておきたいというものは
当面行かない。
感想から脱線しましたが
今回の公演
秋に川崎でもありますので
ぜひ足を運んでみてください。
沼尻さんが、寄せ集めオケをうまくまとめ切るかもしれません。
本日よりもずっと良い演奏の気がしていますよ。
以上
感想まで。