ボリショイバレエの会場での声:お子様多かった

ボリショイバレエの会場での声:お子様多かった
今回本当に子供が多い。バレエを習わせているのでしょうが
高いチケット、奮発した両親がかなりおりました。
両親と子供で
さすがに26000円の席はあまりいなかったが
旅行に行ける金額になると思う。
しかし、その選択は間違っていない。
子供の時に本物を見せなければ
良いものとそうでないものの判断ができない。

昔は、客入りの悪い日や公演に関して
バレエ教室へ安いチケットが流れていて
見るからに、そうとわかる親子連れでした。
しかし今回は
ガチにチケット買っているだろうなあ、と思う。
あと昨日あたり、
「初めて見たけど、本当に良かった」
という声も帰り際、耳にしました。
これもうれしい。
初めてが
この価格のバレエ公演なんて
自分の時はあり得なかった。でも「これっ」と思ったら
奮発して出さないと永遠にその体験はできません。
例えば海外旅行が今は安い。
このバレエ公演とオペラ一回で
欧州も下手をすれば行ける。でもそういう人たち現地でも行かないんですよ。
現地は本物かもしれない。
しかし日本に来ると言うことで
スタッフからオケのメンバー
今回はバレエということでダンサーを厳選する。
そして、各自いろいろな思いで来日する。
日本を楽しみにするしてくれるのかもしれないし、いやいやかもしれない。
少なくても、ある程度、信用がないと
メンバーの人選から派遣規模は変わると思う。
そういうことも込みで経験するということは
勉強になると思う。
今回のパンフレットは
今までの来日公演も書いてありますが、
昔は、かなり公演数もあり、地方公演も多かった。
なぜ今減ったのでしょうかね。
当然国際的な人気もあるでしょうが
昔と比べて
バレエ団を派遣する国とかツアーはそれほど増えていないと思う。
要は採算が合わないんでしょう。
かかるんですよ、費用は。
ロシアのダンサーやオケの人たちの普段着を見たら極めて普通ですよ。
これはドイツあたりのバイエルンのオケのメンバーにも言える。
決してぶんどっているわけではないんですよ。
だから本当に楽しまないといけないと思うし、そんな雰囲気の人が多かったことは
すごく良いことだと思う。
「初心者が」といういい方は良くない。たまたまスタートがボリショイバレエ団の
それもザハロワの公演なんて、素晴らしいことですよ。
前回のマリインスキーのロパートキナもあの後「白鳥」の全幕、踊りましたか?
特別公演だったんですよ。これが日本が
いままでバレエを愛していた証拠なんです。