「ジゼル」のミルタというのは重要

「ジゼル」のミルタというのは重要
アルブレヒトとジゼルを裂こうとする、ないしは
ジゼルの愛を試すのもミルタ
このシーンは
「ジゼル」での第2幕の白眉のシーンです。
しかし
ジゼルは
言われたように踊るが、
しかしアルブレヒトに生き残ってもらいたい気持ちがあるんでしょうね。
この
パラドックスとが踊りに現れたとき
ジゼルの踊りは完成します。
ここに至るまで
ミルタはうぃーりーの女王として
威厳ある存在でなければならない。
それは登場のシーンから。
ミルタのヴァリエーション、そしてウィリーの群舞まで
アダンの音楽の付け方からしてすごく意味深い。
きれいなんですね。
そしてこのミルタがいるから
ジゼルとアルブレヒトの愛は完成する。
そんな意味深な役どころですが
今回
「ジゼル」3公演で
3回ともミルタのダンサーが異なる。
さてとだれが良いのでしょう。
実は
ステパノワはかなりエースということで
ザハロワの公演に立ちますが
私は実はもう少し違ったミルタが良いように思える。
前後の公演でよいミルタがいるのか?それとも
名実ともにステパノワが良いのか?
どうなんでしょうねえ?
ちなみにこんなことを書くのも
キャスト変更が入ったからです
公式サイトはここ
http://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=2731
写真からして
ウィリーの女王ぽくはないのですが、
ウィリーの条件は備えていそうです。男性経験なし、
結婚していないということ(ダンサーとしてではなく、
ウィリーとしてですよ)。