映画「お嬢さん」と桜の花見

映画「お嬢さん」と桜の花見
この映画館
http://www.jackandbetty.net/
韓国映画「お嬢さん」を観てきました。
もう少しひねりがあると思ったのですが
そこそこで終わってしまった。

たまたま、前日に
行定監督の「GO」を観ていたので
これ
https://movies.yahoo.co.jp/movie/GO/234857/

なにか朝鮮半島と日本というテーマを両国から見たような気がしました。
もともと
この映画館の近くには
北朝鮮の事務所みたいなものも昔からあり、
実際この通りは
コリアタウンという趣に変化しております。
そして
「GO」の中でもこの映画館の近くをロケに使っており
なにか不思議な迷宮に入り込んだ気分でした。さらに映画館を出たら
大岡川沿いに桜。
まさに非現実でしたよ。

「GO」の話は置いておいて(「名作」だと思いますよ)

「お嬢さん」はなんと3部構成。
行ったり来たりして、その事象の種明かし的な
つくりをして
何度も何度も同じ事象を違う角度から描くことで
解釈が生まれます。
初めのうちは観客は好きに感じていいよ、でも事実的なことはこれだからね、
とあとからどんどん迫ってくるのです。
まあ面白い展開ではあるが
私がつっかえてしまったのは
たどたどしい日本語。おかしな日本の風習描写。
これすべてジョークなんでしょう。だから
あれだけ韓国人俳優に
日本語をしゃべらせても
日本よりも本国のほうが受けるでしょう。日本人はどうかな?
またエロさが中途半端で
思いっきりこちらのエロスのほうに走れば面白かったのに、
昔の脱がない女優を撮るかの如く
うまくかわされるアングルが多かった。
最後は
かなり前からわかっていたけど、
二人ともそこそこかわいいから、問題なしに観終わりました。

お勧めはしないけど
韓国の日本に対するジョークと思ってみれば
楽しめると思う。
また先ほど書いた「GO」も前後に観ると
より面白いかもしれない。
それもこの映画館で。
そして桜を見ながら少し回るをふらついてみると
「GO」の世界があります。
桜はまだ少し早かったけど
すべてセットでどうぞ。