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劇団300、いや オフィス300「鯨よ!私の手に乗れ」 AT シアタートラム

劇団300、いや オフィス300「鯨よ!私の手に乗れ」 AT シアタートラム
公式サイトはここ
http://office300.co.jp/kujira.html

劇団300。
なんて懐かしい響きだろうか。
私はこの劇団のポスターを何枚持っているだろう?
今回は「のん」が書いている。これもほしいねえ
今回の答え
実際はパンフレットがそうでした。

劇の途中で出てくるけど
ポスターなんてのはなくなるからね。これ今回の芝居のセリフ。
さて
まあ芝居について。
この芝居、少なくても
劇団「青い鳥」を見ているかどうかで、どこに
ツボがあるかどうかわかると思う。
わざと渡辺えりさんはこの部分書いたな、と思いました。

みんなで演劇部の練習をしていた時に
神父役がうまくいかずに
銀粉蝶に変わった瞬間
あれは完成された。いわゆる
劇団「青い鳥」のみんなで作る
素晴らしい演劇が。
作者演出:市堂令(いちどうれい)でしたよね、
その意味ですね。

さらに
劇団300の部分も当然ある。
「火事場の馬鹿力」なんて言葉は
「げげげのげ」に出ていたと思う。
あのシーンは良かったよ。

ただ、この2つの劇団
みんな美形な女優なんていなかったんだよね。

しかし今回は
アイドルっぽい感じの女の子(実際劇場の前を通った姿を見たとき
この子違うなあ、と思ったんですが、舞台で見て役者なんだと思った子も多数いた)
またバレエを練習した形跡のあるお嬢様たちまで
豊富におりました。
だから少し
洗練はされている。
それが良いのかどうかはわかりません。なぜかというと
昔も感動はしたから。
今回も同じような感動はあるが
俳優のレベル(見た目)の問題ではないと思う。
まあ劇団300は東銀之助みたいな変なオヤジとか
豊川悦司みたいな線の細い俳優(当時はね)、
もたいまさこみたいな個性派が揃っていたから
面白かったんだが、それでも
劇場は満席にならなかったからねえ。
今回は当時と違ってすごくわかりやすい。
(昔は渡辺えりさんの歌う歌の歌詞までメモっていなければ意味が分からないという議論を仲間としたもんです)

そして
思い出(もしかしてオマージュとして)という形で
当時の芝居満載な感じがいっぱいで
すごくドライブ感があふれる
舞台になっていたと思う。
私なんか
ジャンヌダルク」「神父」なんていう言葉で
劇団「青い鳥」の「ある日せっせと」と思い出したよ。
「何もひるむことはない、立ち上がれ、立ち上がって進め」


「急げ、急ぐのだ、この城門を開かなければ」

みたいなシーン

そのあと「名もない市民です」とか受けたんですよ、当時。


ほかにもいい芝居「シンデレラ」とか「ビジンザビジン(だったと思う、違ったらすみません)」とか
「夏の思い出(これも違う気がする)」などいろいろと思い出しました。

あれも
時空を超えていたねえ。
そういえば木野花さんに当時の練習風景や
ヘビースモーカー、コップ酒なんて言うセリフを付けたのか
アドリブなのかわかりませんか、そういうのがあったのには
すごく個人的には受けました。
最高だった。

さらに劇団300の「瞼の女:まだ見ぬ海からの手紙」での
イルカに乗った少年、ならぬ
「鯨よ、私の手に乗れ」ですから。
そう海からのメッセージ。

また

鷲尾さんの長台詞のあと
拍手はいるのもいい感じでしたね。

ただ、劇場の中は
当時を見ているか演劇関係の人に当時のこれらの劇団の話を聞いている人と

全く分からないで初めてのように見ている人の間に温度差があったことも事実。

当時も渡辺えりさんの芝居は難しいで有名だったから。しかし今回は
わかりやすいよ。
たまんなかったなあ。楽しい思い出を思い出させてくれてありがとう。
たぶんマスコミでこんなこと書く人はいないはず。
だってリアルにこれらの芝居観た人現役に記事を書く世代ではないから。

最後に「花組芝居」も懐かしいですね。今回も深沢さん参加しておりました。
歌唱指導だったかな。