真田丸:最終回でこけたか

真田丸:最終回でこけたか
まあ、はじめから期待はしていなかったが
最後の最後でこれではさすがに
あきらめた。

基本的に、戦国時代のパースペクティブ
を提示して
安定した世の中を武将も期待している
という点において
そこに至る道のりを描いたという大義名分はわかる。
しかし
大坂の陣は中途半端。

確かに、いらいらするシーンは多いのはわかるが
あまりにもイラつきが多すぎる。
最後を語らないというか
最後の方は
もう好きにしてくれ、と言いたかった。

というか、「誰これ」と聞く場面がありすぎた。
これってファンじゃなければわからないでしょう。
それじゃドラマではないよ。


あと、冒頭の主題を後に出す方法は
2度使ってはダメでしょう。
さらには
そこで武田勝頼からの流れを走馬灯のように流すのも
いらないよ。
もっと
戦いのシーンに使ってほしかった。

しかし、この走馬灯、すごく意味が深いんだろうなあ。
そして
本多正信の領地。農耕民族ということだもんね。

犠牲者を描かずに
平和、農耕を焦点を持ってきたか、と思った。
これも手なのかね。