真田丸:「離愁」のようなラストシーンだったな

真田丸:「離愁」のようなラストシーンだったな
49回目のラストシーン、
フランス映画「離愁」のラストシーンのような雰囲気、テイストが
あったと思う。
お互いに言わないけど
感極まって思い切り抱きしめる。
そんな感じのシーンでした。
「離愁」という映画は
淡々と進行しながらも、最後
何とも言えないラストシーンが待っている。
あの、ロミー・シュナイダーのUP.最高です。
真田丸では、あのきりの顔、良いですねえ。

あと、
「小童(こわっぱ)」と言って
有無を言わせぬシーン。
あれって完全なる年功序列制。やはり
年長者が社会の序列を作っていて
そこには秩序があると思う。
別にそんな意味があるとは思わないが
長年の苦労は
貫禄も伴う。

まあ戦国の世を生きてきた者はこの貫禄があるのでしょう。


最後に逆説的な言い方ですが
三谷版「真田丸」、良いも悪いも
あと一回のみ。
確かにほかの人に作らせても面白いものはできると思う。
ただ、これも運。
三谷さんに回ってきたんだと思う。
その大河も最後。
楽しみたい。