台風における水流の見分け方

台風における水流の見分け方
ちょうど昨日、首都圏を台風が横断して
各地で水害が出たので
わかりやすいと思いますが、
基本的に
避難勧告が出た土地は
購入対象から除外するべきです。
あと、水没した地域、
これも避けるべき土地でしょう。
今土地を買うという発想がなくなりつつあるのですが
せっかくの購入判断を
災害が提供してくれているのに利用しない手はない。

しかし、
なんでここでと思うところもありました。

それは再開発の仕方に問題があったと思う。
いわゆる、盛土の上に家を建てるという発想ですね。
ないしは山を切り崩して宅地を作ったという例。

今はすでに宅地を作ることはないです。
いかに都心部
マンション立地における
不動産取得のみに、集中していると思って十分。
そのような土地において昨日、どのような被害があったかを検証していくと
購入対象もかなり絞れるのではないでしょうか?

水流は簡単に
山からの水流、川からの氾濫水流
下水道の処理能力を超えた
水流(伏流)
そして一番重要なのは、道ですね。道は水が通る。
いわゆるマンション、ビル街における水流は
ビルの間の道となるのです。このとき、ビルやマンションが耐えられなかったら
終わりなんですが、
いかに一戸建て住宅が弱いか、道が多いか、を明らかに示していると思う。


10年前同じ価格で購入した、マンションと一戸建て
見事なまで、現在の売却価格が変わりました。戸建ては売れません。マンションのみが
上昇に近い。この数年災害で映し出される景色を見れば
おのずと理由はわかります。

常に水流にはチェックするべきだと思います。
あと店の近くでは
山手周辺はかなり危険とされました。実際、数年前、港の見える丘公園から崖崩れもありましたしねえ。

やはり、斜面を抑えていないんですよ。昨日の避難警告も
山手の山関連の街に多かった。横浜の山手は崩れやすくなっている。しかし、山手の本通りの家は大丈夫ですよ。
その斜面と下が危ない。

いろいろと関係するところの地形と避難経路を確認してみてください。