VHS録画再生機製造中止

VHS録画再生機製造中止
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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO04817850T10C16A7TI1000/

このニュースは周知のことと思いますが
結果的に
このVHS 対 ベータの時代が
明治維新以降の
日本の製造業のピークだったんでしょう。
CDからスタートして
レーザーディスクなどもあり、
アメリカの市場でも羨望のまなざしがあったことは、私でも体感しております。
ピークと言うのは過ぎてみなければわからない。

日本はこのような時代は来ることはないと思う。
あとは
この時代の意識をいかに捨て去るか?
そこから再スタートしなければ
何も新たに始まらないと思う。

工業技術の移転がこれほど容易だったということも
いざ行われてみなければわからないことでした。
この移転がなされるまでは
アジアではかなり突出した存在でした。
しかし
今では、その地位はない。(きっぱりと言い切る)

そして、江戸以降の職人文化も実はなくなってきている。
日本に来ている外国人の方がその職人技術の習得は早い。

ではなんで
江戸時代以降、日本がアジアの先端を走ったのか?
これってたまたまなんですよ。
中国が「清」として
かなり欧米に搾取されていた。また
欧米化を望んでいなかった部分もあったと思う。
共産主義の道を選びましたからね)
それに対して、日本は先に欧米化を望んでいたというだけ。
今の国力の差なんて
はっきり言わないですが
人口の差が全てです。国力と言うのは
土地と人口ですよ。

まあ、話はそれましたが
このVHSの話題って,踏み絵にするのにすごくわかりやすく
懐古趣味的意見を述べている人は
今後の日本の成長においていらない人材でしょう。
日本のピークからこれだけの年月が過ぎてしまったという事実に驚愕さえ致します。

恐ろしいことだ。


付随して、私でさえいろいろなことを考えます。しかしそれは別の機会に。
例えばアベノミクスの意味とか。