ダンガンロンパ THE STAGE at yokohama 関内ホール
公式サイトはここ
http://www.cornflakes.jp/dangan/2016/
まず、殺人ゲームと言うところ（設定）は
意外とツボにはまりました。「殺し」のシーンも
リアルではなく
ダンスなどで抽象的に描いているので
物語が面白くなっておりました。
さらに
その、「仕置き」における殺しの場面の踊りに
フェッテが入ったのでバレエをやっている人がいたんだなあ、と思っておりました。
そのバイクの事故のシーン（元暴走族の男、と、黒幕の女性がやった）は
かっこよかったなあ。舞台芸術のレベルの高さを感じました。
それと、どこか振付が、グリゴローヴィッチの「愛の伝説」に似ていると思ったし
ある面、「火の鳥」みたいだな、とも思った。そういう意味では
私は、ツボにはまって、振付をしている人がどんな踊りが好きなのだろうか？とか
考えながら観ておりました。
とにかく、踊りを形成した、あの黒子たちには感動をいたしました。
そして、物語の
最後「希望」が勝って
消えていく6人。対する絶望は「核戦争の後」みたいな設定でしたが
それでも立ち続けていくという決心の元
学校を出ていく若者という流れ。
そう
あの、第三舞台の「朝日のような夕日をつれて」そのもの。
有名な「僕たちは立ち続ける」と言うようなセリフもあったし、
ここでも
私の中では、昔の舞台とシンクロしていて
やけにツボにはまっていた。第三舞台は確か5人でしたよね。
あと
役者については
最後に残った6人をはじめ、かわいい子が多いし
男もやけにかっこよかったです。ビジュアル的にはかなり良い。そんな中でも
神田沙也加さん、かなり良い役者になった気がする。ずば抜けてました。
惜しむらくは、歌うシーンがなかったこと。彼女はお母さんの良いところを確実に持っている。
本人はその気はないと思うのですが、立ち姿は
お母さんそのもの。
一応、昔のアイドルなんで、お母さんの実物も見ているんですよ（当時は河合奈保子とか岩崎良美も一緒だったと思う）。
