冷やし中華のコツ
まず麺をしめること。これに尽きるように思います。
麺は
讃岐の人ならわかると思いますが
何回も水でしめてぬるぬる感をなくすと
のど越しが良くなる。
私は納得するまでは
だいたい、7回くらい水でしめます。
町場での冷やし中華が割高なのは
この過程が大変なんだと思いますが
実は
ほとんどの店はやっていない。
しかし、水の中で
麺をぎゅっとしめていくと
どんどんつるつる感が出ます。その分
ぬるぬるした水を捨てるわけで
本当にここが全てでしょう。
1杯の冷やし中華を作るのに7杯は水で洗いしめる。
これが重要。
目から鱗の食感です。
昔はこれが当たり前でしたが、
今では、ここは難しい作業になっております。
お客様がそれでよいというのだから
店は手抜きしてしまうんですよ。
だから自分で作ること。これが一番
錦糸卵なんて作るとおいしいですよ。