世界バレエフェス Bプロ  AT 東京文化会館

世界バレエフェス Bプロ  AT 東京文化会館
公式サイトはここ
http://www.nbs.or.jp/stages/2015/wbf/schedule.html
演目サイトはここ

「悲しみのエチュード」は今宵のみ。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/1489.html

「ディアナとアクテオン」
 ヴィエングセイ・ヴァルデス オシール・グネーオ
今回は初めからヒートアップですね。なかなか見られない、もっと観ていたいペアです。
素晴らしい始まり方をしたと思います。


「シンデレラ」
ヤーナ・サレンコ ウラジーミル・マラーホフ
音楽が良いのが続くから、良かったけど、「シンデレラ」は地味に決めておりますね。
サレンコ、マラーホフお疲れ様でした。カーテンコールはともに違う演目のペアで。


「シナトラ組曲」より"ワン・フォー・マイ・ベイビー"
 イーゴリ・ゼレンスキー
これも悪くはないのですが、シムキンと被るなあと少し思いました。ゼレンスキー今度はテープはやめてくださいよ。

ペール・ギュント
 アンナ・ラウデール エドウィン・レヴァツォフ
前のゼレンスキーからテープが続きます。さすがにオケで派手に始まったのに尻つぼみ感はある。
踊り自体は個性があるけど、ノイマイヤーって男女関係を描くのがうまいというか好きなんですねえ。
ノイマイヤーの振り付けの演目全てテープではないかな、これは良くない。
 

「悲しみのエチュード
マルセロ・ゴメス
ショパンですよ。ゴメスがショパンです。
そして
かわいくまとめている。
これを一応観ることができたのは、良かったのか?かなりの大作です。

「ライモンダ」より 幻想のアダージオ
 ウリヤーナ・ロパートキナ ダニーラ・コルスンツェフ
短い。これだけか?と思った。
拍手が間髪なく入ったので、あれで終わりと知っている人いたんだと思いました。

 

 

眠れる森の美女
 リュドミラ・コノヴァロワ マチアス・エイマン
一応ベタですから、良かったし、目玉でもあるともうけど。ウルド・ブラーム来てほしかった気がします。
なんとなく、パリオペラ座ペアで見たかった。エイマンはよかったですよ。コノヴァロワも頑張ってくれました。


ノー・マンズ・ランド
 アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー
これ、良かったと思うけど、コジョカル、そろそろコボーと紐付き
離れないと伸びないかもしれないと初めて危惧しました。

「海賊」
 サラ・ラム ワディム・ムンタギロフ
ロイヤルペアが、こんなに「海賊」うまいのか、と思ったよ。とても興奮いたしました。
サラ・ラム初めてうまいと思った。ロイヤルでは彼女中心にチケット買わないから
良い体験でした。

ギリシャの踊り」
 オスカー・シャコン
彼はかっこよい。そしてベジャールの振り付けの良さを改めて感じたよ。
誰とは言わないけど、ベジャールの振り付けを見ると生きるということ、
そして元気になる。改めて感じた。

 

「マノン」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
 オレリー・デュポン エルヴェ・モロー
これ今回のメインです。結果的にこんなにくぎ付けになると思わなかった。素晴らしい。
その一言。

 

ロミオとジュリエット」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
 ヤーナ・サレンコ スティーヴン・マックレー
ロミジュリはこの版が私は好きですね。
すごく落ち着く気になりました。

 

「伝説」
 アリシア・アマトリアン フリーデマン・フォーゲル
クランコの振り付けも、意外とよいもんだな、と思った。
いや踊り手が良いのか。
感心しました。

「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
 タマラ・ロホ アルバン・レンドルフ
タマラ・ロホ
このペアは今回は安パイですね。A、Bともにすごく良かった。


「レ・ブルジョワ」
 ダニール・シムキン
飽きた感がありますが、十八番なので仕方なし。
ガラから移動してくれただけで十分。ガラ、この演目ではいやだ。

「オールド・マン・アンド・ミー」
 ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ
また見たよ。と思った。意外と飽きない演目です。
ヴィシの手の先みました?とてもきれいです。彼女もったいない気がしますが
マラーホフだからこそ彼女のあの視線を引き出せたんだと思いますと
仕方なし。

 

「瀕死の白鳥」
 ウリヤーナ・ロパートキナ
まあ定番ですから。見ることができて良しなんでしょう。


「シルヴィア」
 シルヴィア・アッツォーニ アレクサンドル・リアブコ
ノイマイヤーの振り付けでも、テープではなかったです。
新国立劇場のビントレー版が頭にこびりつき
現代版と言われても少しピンと来なかった。
違う場面を引用してほしかった気がするけど
オケ付きでよかった。


「椿姫」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
 マリア・アイシュヴァルト マライン・ラドメーカー
「椿姫」って徹底的にペアを変えてやるのね。
そう思った。
彼らはガチのメンバーなので何も言うことなし。当然のごとく良い。

「こうもり」よりパ・ド・ドゥ
イザベル・ゲラン マニュエル・ルグリ
オケ付きでエッセンスを抽出したので
すごく楽しめました。ゲラン、ルグリ今回はいいところ持っていくなあと思った。

ドン・キホーテ
 マリーヤ・アレクサンドロワ ウラディスラフ・ラントラートフ
サービス精神は旺盛でした。
ウラドはボリショイでの公演の方が良かった。
マーシャは本公演と変化なし。
その程度。業務連絡みたいですが、サービス精神だけはあった。

以上ですね。
これで私の世界バレエフェスA,Bプログラムは終わりました。あとは「ガラ」公演です。
今回は圧倒的に
Aプログラムの方が良かった。オケの演奏もそう。
そしてベジャールの振り付けの本質もわかった気がする
東京バレエ団、ベジャールの演目を大事にしてもらいたい。
ドン・キホーテは今の状態でマーシャたちに任せてはいけないと思う。
驚愕なる事実ですけど、仕方なし。
ダンサーの人生を
今回のバレエフェスはすごく感じさせてくれた。
とても良い機会だと思った。

電車が止まっているのでここまで。
帰るの遅れそうだ。