東日本大震災と墓参りの問題

東日本大震災と墓参りの問題
昨日、東日本大震災被災者の方が来店してくれました。
まあ、引っ越しの話ですが、
その住居の問題は決定しましたが、そこで墓参りの時期なので
墓参りのことを切り出したとき、実際に、その墓に先祖はいるのか?という問題に直面しました。
そのお客様と
ほかの、同じように東日本大震災被災をされたお客様は
福島第一の近くの立ち入り制限区域です。ですからいまだに
申請してかつ月に一度しか戻ることができません。
その合間に墓参りをしてくれ、というのも
どうもピンと来なかった。
そう、「立ち入り制限区域」というと
本当に制限される、と思いました。
以前も書きましたが
グーグルearthで見ると
津波の後の広大な荒れ地が映し出されて言葉を失うし
とてつもない作業が今後残っていると思う。

こんな状況を、放置したのか、別問題として
やれ、世界遺産登録だ、東京オリンピックのドームだといっているのも
何かおかしい感じさえしました。
まだ震災は終わっていないですよ。
そして来る災害に対しての予防も万全ではない気がします。


冒頭の墓参りについては
立ち入り制限区域解除にならない限り、骨が残っているならば
そこに墓は現存しているけれど
移動が現実的解決かと思う。仕方ない。