「大恋愛」という舞台

「大恋愛」という舞台
たぶん、以前も書いたかと思うんですけど
この舞台について久しぶりに書きたいと思います。
舞台というか、「芝居」というものは一期一会でして
その期間だけ、特定の劇場に出現するものなのです。
再演は当然、違う性質を持ちます。(再演されるものは
再演されるという、初演後の評価のもと成り立つものですから。

私が見たときは(一切、資料などみないで、参照もなく書いていきたいと思います)
25年くらい前でしょうか。
場所は、いまの恵比寿ガーデンプレイスができる前のその場所。
いわゆるビール工場の移転が決まったとき、その一角が劇場として使われたときがあるのですが
その時その場所。(こんな例は、最近では秋葉原つくばエキスプレスのホームができる前の場所で
劇団「燐光群」の「東京アパッチ」とかいうタイトルを見た記憶があります)

その場所で、元「劇団青い鳥」の木野花さんが演出で
1度きりの芝居が上演されました。
出ている役者は
第3舞台の役者がメインだったように記憶しております。
それに 劇団第三エロチカから郷田さん、劇団新感線から古田新太(うん、この字でよかったかな)さん
などが出演していたのです。当時はまさかこの古田さんが今の時代まで生き残るなんて思いもしませんでした。
そういえば大早稲田巧社(劇団名違うかも、ザズーシアターとかいったかも)の池田成志さんもいたかな。彼もいろいろなところに顔を出していたからねえ。

そして、芝居が始まると
ビートルズの「ヘルタースケルター」が流れ
男たちが
上手下手から出てきて、ポーズを作るところから始まります。
(まあ男がかっこつけている時代ということですよ)

まあ面白かった芝居です。
ではなぜこんな話をしたのかと言いますと

今まさに、この流れ、すなわち「大恋愛」の時代を再度迎えたのではないかと思うのです。

草食系とか、性行為に奥手とか言われても
何だかんだ言っても
「恋愛」は人生の中で大きな比重を占めるわけで
その恋愛も
いま
もしかしたら大きなうねりを立てて
大恋愛になっている感じがひしひしとします。

まあ1950年代60年代の映画のスターがかっこよいときも大恋愛だったと思うのですが
今まさに
また、ここに回帰している気がしてならないのです。
だから安易な性行為をしない、という数字ではないでしょうか?

占いの相談に乗っていても
表面に出なくても、私が「大恋愛しているなあ」と思う人が増えております。
もしかしたら、若い子、良い恋愛をしている気がします。
頑張れーーー、と応援したくなる。

そして思い切り、GETするんだ、何を?幸せの青い鳥を。笑い