ボリショイ「バヤデルカ」ゲネプロ

ボリショイ「バヤデルカ」ゲネプロ
公式サイトはここ
http://www.japanarts.co.jp/bolshoi2014/bayadere.html
初日のメンバーでのゲネプロという最高の特典でした。
本日見るのに、予習できて。
かつ
直しのところが数あり、その都度、
指揮者とタイミングや入り方の打ち合わせしていたので
タイミングの取り方などの最終調整が
できたのではないでしょうか?まだ、コールドの配置も変えてました。
あとは、舞台上、どう動くかなどの調整に余念はなかったですね。
カーテンコールの打ち合わせまでもしておりました。
まあ、驚きだったのは
プリンシパルしか発言権がないということ。たぶん、プリンシパルの中でも
ザハロワとマーシャは特別なんでしょう。
ほかの日程の人は客席でしたから。
そして
コールドはじっと出番を頑張るのみ。
またプリンシパルでも
女性ダンサーにしか発言権はないというのも感じました。たまにラントラートフがチェックしておりましたが。

ザハロワもかなり指揮者にクレームを言っていたし、マーシャもかなりのものでした。
実際オーケストラの音はまだ完成されておりません。(初め聞いたとき、大丈夫かと思いましたから)
明日なんですが、それが
間に合うところがボリショイなんでしょう。
最後、いろいろと課題を詰めていたところで
おひらき。
帰途につきました。
今回の「バヤデルカ」はいろいろなところで放送されたりやパッケージソフトになっているので
ご覧になっている方が多いと思いますが、
コールドの見せ場は最高ですね。
ちゃんと影の王国では32名のダンサーがいましたよ。
そしてそのあと、とてもきれいなコールドの振り付けが付いております。このシーンは
見るべきなものでしょう。結局ここでも
「白鳥」と同じように
浮気したものには先はないのだよ、という終わり方です。
すごくきれいなコールドの影の王国に入り込んで、そこで束の間の夢を見て終わるという感じで
きれいな余韻が残ります。
あとは会場にて。感じあいましょう。
私個人の考えは
最後はまあ、人の犯した運命は変えられない、という当たり前の命題。
なにか「白鳥」に相通じるものなのだ。
悲劇は悲劇として
寺院崩壊でなかったことにするなんて必要ないのかもしれません。
それよりも
、夢のようなコールドと
最後にニキヤとソロルのシーンが夢のように挿入されて、夢だったという落ちは
現実的です。。。。。

というようなものです。(個人的な感想ですけどね)

とにかく、本番は本日。みんなどう仕上げてくるのでしょうか?
客席の方に
チュージンや、ソワレを踊るクリサノワ、マチネのクレトワ、たぶんニクーリナ、(よくわからなかったのですが、当然チホミロワもいたでしょうね)たちがいたのはうれしかったですね。
彼女たちはザハロワとマーシャが作った間合いで踊るのだろうか?
いろいろとバックステージもの的で
収穫の多い、ゲネプロ鑑賞でした。
さてと本番はどうなるのか?楽しみです。
ザハロワ絶好調、マーシャ存在感バッチりでした。
また客席で
マチネ、ソワレとチームごとに鑑賞していたのは微笑ましかった。
今回参加できたことはすごく感謝いたします。