3大テノールのいた時代

3大テノールのいた時代
最近、機会があって「パバロッティ」の1986年の公演、1982年のロンド
ン公演を見る機会があったのですが
素晴らしい。私も数少ないけれども、彼らと接する機会がありました(コンサー
トに行ったということです)。
あの時はみんな現役でしたので
今後もこのクラスの歌手が続くと思っておりました。
しかし
まったく
いま、彼らほど聞かせてくれる歌手はいません。
出るだけで
チケットが売れるなんて、ほとんどいないでしょう。
これはバレエも同じことが言えるんです。
やはり全体的にレベルが下がっている。
パリオペラ座の公演が今満員だなんて考えられない。20年前の公演メンバーを
見たら何も言えなくなるのでは?と思う。
基本的にソビエトからロシアになった時点で世界のバレエのレベルは下がったと
思います。
話はそれましたが
3大、というからには
かけがえのない人たちだったんだと思います。
ドミンゴの声の質なんて最高です。当時、もっと無理をしても見ておけばと後悔
しております。同じことは指揮者にも言えると思います。2度とクライバー
ばらの騎士」は見ることができない。
今私は
ローマ歌劇場の「シモン・ボッカネグラ」にすごく期待をしているのですが
こんな期待に応えてくれるのでしょうか?
ちなみに公演サイトは
http://roma2014.jp/simon-cast.html
やはり、ヌッチに出てもらいたい、と思うのは私だけでしょうか?
しかし最近になく、オペラをに見に行くという行為にときめきを感じております。
シモン・ボッカネグラ」の成功パターンはみたいですからねえ。まだ結論は出
ておりませんが。。