ABT「くるみ割り人形」 AT オーチャード

ABT「くるみ割り人形」 AT オーチャード
公式サイトはここ
http://www.japanarts.co.jp/abt2014/nut.html
まずは
マチネお客様でいっぱいと思ったら「野村証券プレゼンツ」
とアナウンスされているのを聞いて、野村証券のお客様なのかな?と思いました。
また女子高生の団体がいたのですが、どこの学校だろうか?
高校の時から、ABTなんて、うらやましすぎる。
新製作とのことですが
ラトマンスキーの振り付けはソリストを目立たせてくれて、主役の2人の踊りも
見ごたえがありました。
ここで見つけたのは、コルネオです。今買いですね。
彼は良いダンサーだ。レイエスといい、この演目はこの日が隠れた目玉ですね。
この二人を見れたことは幸せでした。ABTならではの顔ぶれですね。彼らはゲス
トに選ばれないし。。
あと、振付に戻ると
コールドの群舞の形がとてもきれいでした。
雪の精のなかで
選抜されて花の精を踊るみたいな感じでした。まあ、2幕「金平糖の精の国」が
メインですから仕方なし。
ここでのコルネオとレイエスはとてもとてもよかった。
まさに「くるみ割り人形」の世界でした。
また、ストーリー展開も、芝居ではないかと思えるくらいわかりやすいものでし
た。その分、飽きましたけどね。しかし、すごくわかりやすい展開にしておりま
す。
バレエとすると、雪の精が出てきてから、その前に、クララたちの夢の中での世
界も出てきますが、ステージ上がすごくきらびやかになりました。
流れは「キッチン」、「パーティー」、「闘い」、「雪」、「金平糖の精の国」
の順番です。ですから金平糖のダンサーのアテンドはありません。
その分、主役の二人が際立つというわけです。
まあ、こんな感じでしょうか。
しかしコールドも主役の二人もスピードは凄くあり、
ストーリーに変化をもたらせてくれていると思いますので、雪の精以降はかなり
もどころ満載です。
「アラビア」「スペイン」「中国」「ロシア」の踊りは全般的に地味でした。夢
の中での世界ということでしょうか?
まあねずみ達も思ったよりも静かでしたが。。。。
さいごはロビーでサプライズ。少女のクララたちが登場して見送りをしてくれま
した。