白鳥の湖 AT 新国立劇場
特設サイトはここ
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/swanlake/
いやーー、良いバレエ団になったとつくづく実感しました。
数回前の「白鳥」の日本人キャストとは雲泥の差だと思います。
昔は外国人ゲストに頼っていましたからねえ。
何がいいかというと
コールドの中にも、次世代のソリストとなるだろう人が何人も含まれているので
す。層が本当に厚くなっております。
さてと、「白鳥」の感想は。
まずは気がついたことは
本島さんの扱いかたかな、はじめ、白鳥の中に混ざっていたのには驚きましたが、
ルースカヤも担当して、その他の目立つ役すべてみたいな立ち位置になっていた
ことでしょうか。
あとは
小野さんはオデットよりもオディールの方が数段良かった。かなりよかったです。
これは意外な事実。普通、オデットの方が合っていそうですけどね。
かなり、オディールの出来は素晴らしいものがありました。
その分、福岡さんと釣り合わなくなっている気がしました。釣り合わないペアを
出すということは
バレエ団としては失敗で、その辺をそろそろ見切らなければならないかと思いま
す。
あとは道化の八幡さんは適役だと思いました。
第1、2幕ではそのなところでしょうか。白鳥たちの中では
さいとうさん、五月女さん、細田さん、丸尾さんが目立っておりました。
第3幕はスペインの踊り、良かったですねえ。勢い十分
ナポリのしなやかさが対照的に目立ちました。この辺は素晴らしかった。
ここは音楽も気合が入っていて、東京交響楽団、続いて良い演奏です。
そして、キエフで堪能した
バクランさんの指揮もとてもとても素晴らしいものでした。この充実ぶりには
驚きさえありました。素晴らしいです。
ビントレージャパン何処まで見に行けるかわかりませんが
もう少し付き合ってみてみたいと思います。
しかし
昨日の東横線には参りました。また帰りに代々木で食事をしたのですが
代々木の駅員、東横線は動いていると言ったので
エスカレーターまで行ってみると止まっている。そういうこと言ってもらいたく
はないんですけどね。
他人事なんでしょう。
