オリィ伯爵 AT 東京文化会館

オリィ伯爵 AT 東京文化会館
公式サイトはここ
http://www.jof.or.jp/index.html
PDFはここ
http://www.jof.or.jp/_userdata/20140131ope2.pdf
今回は私の個人的な意見に偏重しますが
寝てしまった。
ニュープロダクションといっても
舞台にお金をかけていないのはよくわかるし、舞台のセット自体も退屈でしたが
動きに変化が少ないのです、ですから一生懸命に見ていたのですが
寝てしまいました。
ロッシーニのこのオペラが退屈だとは思わないのですが
すべてが平凡な内容で寝るつもりはなくても寝入ってしまった。
本当に珍しいことなんですが、この日は朝からノンストップで会場に向かったの
でその影響もあるでしょう。
内容はというと、
とにかく
オーケストラの演奏が退屈で、何をやりたいの?という感じでいつどこをとって
ロッシーニの良さは出ていなかったと思います。
鳴らしている音というか楽譜自体は悪くはないのですが演奏がオーケストラ全体
でまとまると
平平凡凡なものになってしまったように思います。これも、寝てしまったものの
言葉だと思ってください。
あと、なんといっても
「伯爵の教育係」この方、声が出ていない。長々とカーテンコールされた日には
帰っていい、と思ったものです。
良かったのは「イゾリエ」の向井さんかな。
ぞくぞくしたのは
第1幕の終わりに近いところ
あれ、6重唱だったと思いますが人間の声だけの場面は
鳥肌が立ちました。やはり最高の楽器は人間の声だなあ、と思ったものです。
第2幕は
面白い展開があったので、ところどころ気が付いたら記憶がなかった程度でした
が、本当の大団円、ここでも合唱と
伯爵の声が合わさってきれいでした。
ソリストについて感じたのは
シラグーザはほどほどか、という感じで、佐藤さんはオペラグラスでみると
老けたなあ、という印象で、声の質も変わったかな、と思ったのが感想です。
ぶちあけた話
、席の移動かどうかは分かりませんが、第1幕で周りのかなりの人がいなくなり
ました。
東京文化会館、こんなに音が悪かったかなあ?と思ったのが唯一の感想かもしれ
ません。そんなことないです。ということは?