ホフマン物語 AT 新国立劇場

ホフマン物語 AT 新国立劇場
公式サイトはここ
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/131128_001602.html
いやーーこの日は失敗しました。
トリノ、ギエム、その他もろもろと重なってしまっていて
取ったの後悔しました。
トリノにいたっては、途中、桑田さんのAAAが乱入してきて
まったく身動き取れない状態になりました。行きたくても行けない。仕事もこの
週のみかなり入っているんです、仕方なし。
この、この舞台について
まあ内容では限界でしょう。
感想を
いやあーーゲストの外国人が
すべて、期待はずれというのも珍しいと思います。
ゲストで外国人を呼ぶならもっと迫力のある人たちを呼んでほしい。
ホフマンなんて、メキシコ人でしょう。メキシコなら
とても通る、三大テノール系の声を期待してしまっておりました。
残念。
ミューズなんて、日本人の割りに声が通らない人が出たなあと思ったのですが
外国人ゲストと人数が合わないので休憩時間にキャスト表を見たら、ゲストの方
でした。あれじゃあ、呼ぶ理由を正当化する理由が見つかりません。
そして博士も同じく、あの程度ならいくらでも日本人でしっかりとした仕事が出
来る人がいると思います。
そのほか全体に「声」ということに関しては
曇っていたという言葉がぴったりとするような出来栄えでした。
何でだろうか?
オーケストラの音の上を声が超えてこない。
そのオケの音もいまいちのような気がします。
という言葉も控え目でしょうが。。。。汗
あと進行が淡々としていて
物語のダイナミズムが感じられなかった。
折角
お金をかけて、
舞台を作ったのにもったいない。そんな舞台でした。
物語の内容からは
そんなに衣装も、照明も、舞台装置も悪くないと思います。
ですから
ハード面はかなり揃ってはいたのですが
ソフト面が合わなかった。そんな感じでした。
2人の女性も幸田さんが少しがんばった?という程度。
普通、日本人キャストはがんばるのですが
それもいまいち。
でもこの話って「フェリーニのカサノバ」のモチーフではないかと思うのです。
一度、この映画をご覧下さい。ホフマン物語について興味深い映画だと思います。
ですから、
もう少し、演出上も、ホフマンにもう少し、肉食系の捉え方もありかな、と思う
次第です。
そんな感じで、珍しく
出来の悪い感じの公演でした。
外野では演出がちょっと、、、という声も少なくはなかったです。それについて
は綺麗な舞台ですが、そんなに悪くはないけどなあ、というのが私の意見です。
パーソナリティの付与が各キャラクターにおいて若干違うかなという、先ほどの
意見がすべてです。
「ホフマンの舟歌」というよりも、ホフマンのうたた寝、という場を提供してく
れたかな、寝落ちしました。
あと、この1,2年オペラハウスの客のドレスコード極端に落ちました。お客さ
んも入らなくなっているし、
客が入らない、隠れた招待客を呼ぶ、買っている正規の客がしらける
どんどん減る、という悪循環のような気がします。
昨日も隣の人から声をかけられたのですが「、、、、先生」のお知り合いですか?
といわれたんですが、チケットもらったとのこと。これじゃ、やってられない。