フィガロの結婚 AT 北とぴあ

フィガロの結婚 AT 北とぴあ
公式サイトはここ
http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/event/index/detail/event/20130627001
本当に良かったです。
昨年から
ウィーン、新国立劇場と「フィガロ」は良い公演が続いておりますが
この日の公演も素晴らしかった。
なんで、「北区」のあまり、クラシックになじみのないところで
このような、公演が行われるのか?不思議な感じがしますが
この場所は
私個人的には「北区つかこうへい劇団」の公演を観に行ったところなので
なじみのあるところなので
始まる前に「焼肉」を食べて向かいました。良くないんでしょうね、マナー的に
は。
さてと、何が良いのか、
まず
チューニングしているところから良かった。あと指揮者には
何も感じなかったのですが、終わってみれば彼が
すべてをコントロールしていたと思います。最後には
新国立劇場
この路線が必要ではないか?と思うようにさえなりましたから。
あと、ケルビーノ役の波多野さんが調子が良くないということで
カヴァーなのか?フィガロの母親がケルビーノも歌っておりました。
このようなケースは初めてなので
驚きましたが、とても良い経験になった。
ステージの一番後ろで歌うものですから、
声がすごく伸びていた。でも波多野さん歌いたかったでしょうねえ、と思うなあ。
そして、フィガロの両親はとてもコミカルで
演技も楽しく、観ていて和ませてくれました。
フィガロは日本人。萩原さん。とても良かったです。
個人的にはこの日のエースは
スザンナのマメリさん。伯爵夫人もかなりの出来でした。
そして演奏。
チェンバロではなく
フォルテピアノを使って、雰囲気がとても出ていた。
弦も構成は少ないですが
とても良い抑揚がついていたし、
管、ホルン(たしか、言い方が違ったと思う)あたりは
単独や2人で音を担当しているので
責任は重いですが
その分明確な音が出ております。
ですから
少数でも
すごい充実して演奏で
これには前情報がなかっただけに
突然、こんな演奏に遭遇して?という感じで驚きました。
あと演奏会形式といっても
十分舞台になっていた。
これで7000円、5000円
は安い。
観なかったことを後悔してください。
私も
連れに「新国立劇場」の「フィガロ」連れて行かなかっただけに
焼肉と「フィガロ」と馳走しただけのつもりが
瓢箪からこま。私のほうがのめりこみました。
場所も東京横断をするような場所ですので
旅行気分で楽しかったです。
いやーーー、バロックオペラ、また観たくなって来ました。
最近バロック系の音楽に触れていないからなあ。