くるみ割り人形 AT 東京文化会館

くるみ割り人形 AT 東京文化会館
公式サイトはここ
http://www.nbs.or.jp/stages/1211_simkin/nuts.html
まずもって一番感じたのは
シムキンのオーラ。シムキンは太陽です。
その存在自体が光り輝いているのでこれから大事に育てていきたい感じがします。
体力的には今がピークなので
その今見ておくことをお勧めいたします。
内容はと言うと、
シムキンオンリー。
他に何もなし。
ただ、東京バレエ団
女性はかなり期待が持てる若手がいるように思いました。
男性はだめ。
後藤さんの方が輝いておりました。
中堅がいないので少しアンバランスな気がしました。
そしてソリストクラスの
小出さん、ちょっと、主役に向いていないのではないか?とは思いましたね。
たぶん体重が軽くリフトしやすいのでしょう。
さらには
田中さん、後藤さんを無視して踊っている感じで
観ていてハラハラドキドキものでした。
このあたりが踊りの感想です。
全体の演出は
流れを走馬灯のように
止めずに一気に見せるような、悪く言えば簡略化された感じがしました。
ピエロと、コロンビーヌ、ムーア人は「ペトリューシュカ」を観ているようでし
た。
あとネズミの扱い方はコミカルで良かったかな。
まあ何を言ってもシムキンに尽きるわけで、それがすべてです。
さらにはオケ。
指揮者はバレエ通ですが、ダンサーが合わせきれていないところも散見されまし
た。
あとは木管、死刑に値する。木管が入らないところはきれいですが
音が濁っております。やはり、先日のウィーンみたいな音がどうしてもほしい。
途中、空中分解するのではないかとさえ思いました。
まあ仕方ないでしょう。バレエはテープでも良いと昨日は思いましたね。
新国立劇場の「シルヴィア」が良すぎました。
はい、そんなところの感想です。シムキンは一昨年だったか「ドン・キホーテ
の時も
もっと見ていたいと思ったので、スターですね。