「理系ヲタが、船上で恋する確率」AT 新国立劇場小ホール

「理系ヲタが、船上で恋する確率」AT 新国立劇場小ホール
公式サイトはここ
http://rikeiota.exblog.jp/
開演する前は会場に人がいなくて心配しましたが
ロビーでブロマイドなどを選んでいて座っている暇が
無かったみたいです。
客層は20代女性が多かった。
ともわれ、何か意図があるのでは?
と思われる展開は、かなり
今の私の興味のある話題で
すごく考えさせられました。このことはあとで書きます。
しかしあの舞台装置であれだけみせる事が出来るなんて
事前の予想ではまったく思いませんでした。
さらには
ヲタの連中のふがいなさが
途中、いらいらして、このいらいら感は狙っていたのか?と思ったほどです。
しかし
国の関係、国益とは?
など
今タイムリーな話題はまさに、かなり深くえぐっておりました。
あと、国境の問題は
かなりリアルで
近隣諸国も登場してきたあたりは
かなりヤバいのではないでしょうか?
深く、ここでは書くことはやめますが
国家間の問題を、遊び(ヲタ)のベールにくるみながら
実はかなり核心をつく内容だったと思います。
あと、官僚の問題や
国防の問題も実はリアルだったりして。このあたりの描写は私個人的にはすごく
面白かった点です。
今旬であり、いろいろと考えるところがあった問題でしたので。。。。
しかし話は
恋愛成就型。こう来なければお客様が満足しないでしょう。
しかし国家を超えた恋愛として考えたらまちがい。
そう思わせて(実は作者の狙いは単純にそこかもしれませんが)
本当は、こんなケース、レアなんだよ。うまく行くわけない、というメッセージ
ととらえたのは私だけでしょうか?
だから
題名を、「理系ヲタが、船上で恋する確率」こんな題名にしてオブラートに包ん
だ政治的主張がしたかったと思います。
ただ、一つだけ、すごく面白いのは
秋葉系ヲタ(理系ヲタ)が実はもっともバイイングパワーがあり、
そこに訴えかけなければ今の日本需要(消費)はないという事実は
この芝居の中に隠れていると思います。AKBのファンしかり。
単純に秋葉、韓流と言うキーワードをくっつけただけではないと思う。
そこは気に入りました。
しかし、あるプロパガンダの歌が流れるあたり
昔に戻った感じです。
なんで、長崎の軍艦島に行く船が故障したのかなあ?そこが不明です。さらっと
流したな。